ブログ・コラム
脳性まひの障害を持ち、障害者と社会のかかわりについて研究を重ねてきた、東京大学先端科学技術センター准教授、熊谷晋一郎さんと考えます。(聞き手:安田菜津紀/2020年1月22日)
「直接の被災者とそうでない人との間に、人の意識が勝手に作ってしまった境界線が存在するのではないでしょうか」
私は子どもが0歳の時から、性教育をはじめています。
先人のフェミニスト達が声をあげ、力を尽くし、0から勝ち取ってくれたものがあるからこそ、私は女性を自認し、発言ができる。多くの女性が求めている「女性の権利」は、人として生きる上での「権利」なんです。
「小学4〜6年生以上」「ひとり親家庭」では、40〜50%の家庭が「子どもだけの長時間留守番」をしているなど、その実態が見えてきました。
新型コロナウイルスによって停滞する経済。特に飲食業や観光業、ライヴハウスやカラオケなどが大打撃を受けている。これから生活困窮に陥る人が大勢出るだろう。
結婚を見据えた恋愛はしなくなりました。籍を入れて互いの将来を縛ることに、価値が見いだせなくなったのです。
「一体、なんでこんなことになったの」。それはホームレスの人たちの多くが、何度も自分に尋ねる質問だ。