ブログ・コラム

映画界やファッション界などのセレブが毎夜宴を繰り広げる「えん」は、先月でオープン9周年を迎えた。この魅力溢れるEN Japanese Brasserieのオーナー、楊麗華(よう・れいか)氏にARTINFO JAPANが直撃インタビューを行った。
大井さんの記事には、こうしたグレーの立ち位置、多層的な歴史ときちんと向き合っていこうという、心構えのようなものが私には読み取れた。そしてそれは、彼女に実際に会って取材してみて確信に変わった。彼女は明確に「立ち向かう勇気」のようなものを引きうけていこうとしているのだ。
アロハ、編集長明子です。新連載「ハワイと日本、人々の歴史」では、観光地としてのハワイから一歩踏み込み、ハワイと日本をつなぐ人々に焦点をあて、その歴史を掘り下げてみたいと思います。
資料館の展示は単に真珠湾攻撃を展示するだけではなく、第2次世界大戦に至る近代日本の歴史、社会変化、産業化、軍事化について史実に基づいた公正なものに移行した。これは私の解釈であるが、なぜ日本は真珠湾攻撃を「せざるを得なかったか」の背景についても力点が置かれているように感じた。
私は少年時代ひとつの作品として『はだしのゲン』を少年ジャンプで直接読んだ世代です。正直、そのときにこの作品がイデオロギー的に偏向しているとかは解釈していませんでした。原爆は悲惨だと感じながら、当時の多くの読者と同様、申し訳ないですがこの作品に対して関心はあまり持てませんでした。おそらく私より若い世代は、リアルに読んだのではなく、図書館や学校の平和教育でこの作品を知った人が多数だと思います。
自民党の長い歴史のなかでは、議論を尽くして最後は全会一致、というルールが破られたこともあります。それは私も大きくかかわった、小泉純一郎政権での郵政民営化が議論のときでした。郵政民営化の関連法案が総務会にかけられたときのことです。