アラブ首長国連邦はロールス・ロイスにとって中東の中でも特に重要な市場。そこで同社は先週、同国で開催されたドバイ国際モーターショーで、特別仕様車を勢揃いさせた。
中でも注目を浴びたのは「セレッシャル ファントム」。同車は「ファントム」をベースにした特別モデルで、すでに今年のフランクフルトモーターショーでデビューしているが、今回のショーのために超豪華にお色直し。ドアパネルやセンターコンソール、後部座席とのパーテーションに446個のダイヤモンドが施され、多数のLEDを埋め込んだスターライト・ヘッドライニング(車内の天井部)は、ファントムの第1号車の記念すべき納車日、2003年1月1日の晩の星座を再現したものになっている。
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さらに夜空のような青色のレザーや、特製のガラス食器とピクニックセットを装備。ホイールハブにも彫刻が施され、ボンネットにはマスコットの「スピリット オブ エクスタシー」像が掲げられている。
この素晴らしくお金のかかったセレッシャル ファントムは「ファントム ビスポーク シケイン クーペ」とともにドバイ国際モーターショーで初披露となり、さらに新型クーペ「レイス」も中東でのデビューとなった。
さらなる詳細はプレスリリース(英語)をチェックしてほしい。
(こちらは2013年11月11日のAutoblogの記事「ダイヤモンドを散りばめたロールスの特別仕様車『セレッシャル・ファントム』」を転載したものです)