ロシアのニュース専門局「ロシア・トゥデイ」が、変わった戦車の映像を伝えているのでご紹介しよう。この戦車はシリア反政府軍の手作りで、元はディーゼルトラックだったものを、大砲を装備して装甲車両に仕立て上げている。シリアでは2年近くも内戦状態が続いていることから、反政府軍もあれこれ工夫を重ねているようだ。この戦車、ボディとタイヤはぶ厚い金属で保護された上に、4台のカメラが取り付けられているという。ちなみに主砲の照準カメラはプレイステーションのコントローラー風で、ズームの調整も可能だとか。
どことなく80年代に日本でも放映された『特攻野郎Aチーム』(2010年には劇場版も公開)に登場した戦車を思わせないでもない。この戦車が実際、どの程度の威力を発揮するのかは不明だが、「デカいこと、ヤローぜ」が合言葉のAチームの面々も思わず脱帽するに違いない。
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それでは早速、実際に戦車を動かしている様子をビデオで見てみよう。