今回は、大接戦のレース中に姑息な手段を使ってライバルを蹴落とそうとしたドライバーの決定的瞬間をバッチリ収めたオンボード映像をご紹介しよう。
レースで勝つには、わずかなチャンスをとらえてライバルより前に出ることが不可欠だ。そのために他のドライバーよりも最適なラインを取ったり、ブレーキのタイミングをギリギリまで遅らせるのだが、英シルバーストーンサーキットで8月24日に開催された「マツダ MX-5 カップ」に参戦したあるドライバーは、レースに勝つために唖然とするような行動に出た。
Advertisement
YouTubeに掲載された説明文によると、この映像はジェームス・ロジャースという選手の車載カメラがとらえたもの。5番グリッドから見事なスタートを決め、最初のコーナーで3位まで順位を上げたことから、なかなか才能のある選手だと思われる。ところが、トップ争いをしていた2台を追い抜きにかかったロジャースに、2番手を走るドライバーが突然信じられないことを...。勝つために手段を選ばないというのは、まさにこういう事を言うのだろうが、よくぞこんな卑怯な行為をとっさに思いついたものと感心さえしてしまう。
それではビデオをクリックして、何が起きたかご自身の目で確かめてほしい。
By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
(2014年8月30日「【ビデオ】超セコイ手段で勝とうとしたレーサーの決定的瞬間!」より転載)