ウィスコンシン州生まれ。祖父母に育てられ、マディソン・ウェスト・ハイスクールを卒業後、スミス・カレッジで政治学と数学をダブルメジャーで専攻。1989年、ウィスコンシン州立大学で法学の学位を取得。ロースクール在学中の1986年、市議会議員の欠員を補充するため、マディソン市議会議員を務める。1992年、ウィスコンシン州議会議員に選出され、3期務めた。 1998年、ウィスコンシン州で初めての女性連邦議員にになるとともに、同性愛をカミングアウトした全米初の議員となる。下院議員を7期務め、予算委員会、司法委員会、エネルギー通商委員会に所属。 議員当選直後、ウォールストリートおよびメガバンクに金融取引の自主規制作成に反対票を投じた。連邦議会委員でグラス・スティーガル法(1933年に制定。世界恐慌の経験から、銀行の健全化と預金者保護を図るため、銀行・証券業務の分離や連邦預金保険公社[FDIC]の設立などを定めた)に反対票を投じた者は、ほんの一握りだった。中産階級の経済の安定を擁護し、患者保護並びに医療費負担適正化法の起草にかかわり、26歳までに若者が親の保険プランにとどまることができるよう尽力。 課税の平等を確実にする「バフェットルール」の主要賛同者で、より高度な教育が受けられるように学生ローン改革に取り組む。不平等な貿易の是正にも取り組み、ウィスコンシン州内の製紙業の保護のため、中国に高い関税を課すよう超党派で働きかけた。また、ウィスコンシン州の退役軍人のために、彼らの軍務や犠牲が、退役軍人の健康、教育、職業訓練プログラムのための適切な基金で高く評価されるよう働きかけた。 議会ではLGBTの若者のいじめと自殺の問題を一貫して取り上げ、ヘイト・クライム関連法、婚姻の平等、「聞くな、答えるな(Don't Ask, Don't Tell)」 (米軍で性的指向を問わないポリシー)政策や雇用被差別禁止法の推進で主要な役割を果たした。 現在、上院歳出委員会、健康・教育・労働・年金委員会 (HELP)、予算委員会、国土安全保障・政府問題委員会 (HSGAC) で活動している。 アメリカ上院でタミーの活動の最優先事項にあるのは、科学、イノベーション、技術への投資と教育、先端製造業での雇用準備による 「メイド・イン・ウィスコンシン」 経済の構築である。タミーは、政党の垣根を越えて、適切な高等教育、質の高いヘルスケア、強い製造業の経済、現在のシニア層や将来世代のための退職後の安定といった、中流階級の経済の安定に必要な政策を行っている。 ボールドウィン議員の活動に関する詳細は、こちらをクリック。