寄稿者

明日香壽川

東北大学東北アジア研究センター中国研究分野教授

東北大学東北アジア研究センター中国研究分野教授/環境科学研究科環境科学政策論教授(兼任)/文学研究科人間科学専攻科学技術論講座教授(兼任)。(財)地球環境戦略研究機関(IGES)気候変動グループ・ディレクター(2010〜2012年)。1996年東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程単位取得退学(2000年、博士号(学術)取得)。 経済発展の目覚ましいアジア地域の環境問題およびエネルギー問題に関して、その実態および歴史的経過を解明するとともに、現在この地域でどのような国際協力が可能か、などの問いについて総合的かつ多角的に研究を行う。 特に、地球温暖化問題や越境大気汚染問題のような、一国だけでは解決できない問題における条約、協定、議定書、そして環境税や排出量取引などの国内外における具体的な制度設計や政策のあり方に関して、政治学、経済学、経営学、社会学、哲学、倫理学などの社会科学の側面から追求し評価する。