城崎にて国内最大級のアーティスト・イン・レジデンス開催

関西に佇む閑静な温泉街、城崎で国内最大級のアーティスト・イン・レジデンスが開催されることが発表された。

関西に佇む閑静な温泉街、城崎で国内最大級のアーティスト・イン・レジデンスが開催されることが発表された。

国際舞台美術ミーティング(通称TPAM)の一貫として開催される今回のプログラムは、300~1000人の収容が可能な巨大シアターを会場に国内外のパフォーミングアーティスト、そして城崎インターナショナルアートセンター(通称KIAC)のグループが参加予定となっている。

大阪や京都からもほど近い好立地に建設されるこの会場は、今年4月オープン予定。城崎は2012年にはその景観や歴史的建造物の維持が認められ、ミシュラン・グリーン・ガイドの2つ星を獲得しており、今回新たに加わったクリエイティブスポットとともに大きな注目を集めている。

応募期間は2014年の11月から2015年の3月17日で予定されており、詳細は既にウェブサイトに掲載されている。応募国籍は問わず、パフォーミングアートにフォーカスをおき、なおかつ「多様性」をテーマに持つアーティストが選ばれるとのことだ。

今回の審査員には、劇団青年団の作家であり演出家である平田オリザJapan Contemporary Dance Networkエグゼクティブ・ディレクターである左東範一(さとう・のりかず)、フェスティバル・トーキョーの元監督である相馬千秋、そして大阪大学コミュニケーションデザインセンター助教授の木ノ下知恵子が予定されており、当選者は来年の4月中旬に発表される。

(2014年2月18日「Art Info」より転載)

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