9月12日 火曜日 天気:雨 肌:しとしとしている
毎日消費される化粧品。その裏には、膨大なマーケットが潜んでいる。
そして日々動く数字と人とお金。
今日はこれらを読み解いていきたいと思う。
「メイク」にまつわる数字、どれくらい知っていますか。
①2兆4010億円
これは、2015年度の化粧品市場規模である。前年度比103%となっていて、訪日外国人のインバウンド需要が伸びたためと言われている。
ちなみに、市場規模が同じくらいなのは、ブライダル業界。(2015年に、2兆5480億円)
海外から輸入する国内インポートブランド市場も、2016年に2兆2237億円だった。
数字が大きすぎて、自分ごととしてなかなか受け止められない。。。
参照:化粧品市場に関する調査を実施(株式会社矢野経済研究所)
ブライダル市場に関する調査を実施(株式会社矢野経済研究所)
国内インポートブランド市場に関する調査を実施(株式会社矢野経済研究所)
②8.3アイテム
これは、普段メイクをしている人の平均使用アイテム数だ。私個人は、基本的に4つだから、平均の半分くらい。イベントや気分に合わせて増やしていく。最近は、マスカラや強いアイラインを引くのをやめた。全部に濃い色を使うと、ちょっとやりすぎな印象を与えるので、ポイントはリップに絞ってあとはナチュラルメイクに仕上げるようにしている。
参照:「女性の化粧行動・意識に関する実態調査 2016」レポート3(ポーラ文化研究所)
③1分未満
ある調査によると、多くの女性にとってメイクを落とす時間は1分未満だという。メイクする時間と比べるとかなり短く感じるかもしれないが、この「落とす」という行為は、かなり面倒だ。遅い時間に帰ってきたとしても、1分未満は必ず確保しなくてはいけない。
参照:メイク落としに関する意識調査(株式会社プラネット)
④2370円
ひと月でメイクにかける平均金額。メイクアイテムは、1回買うと長く持つ。毎日フルに使わない限り、毎月同じものを買う必要はない。普段使っているアイテムがなくなったからという理由ではなく、新しい商品を試したくて、購入する人の方が多そう。
参照:「女性の化粧行動・意識に関する実態調査 2016」レポート3(ポーラ文化研究所)
⑤38.1%
コスメや美容に関する情報を、若い人たち(16〜25歳)がSNSから入手する割合。TwitterやInstagram、LINE動画で見ている人が多い。2位は、雑誌だった。私は、友人の口コミが多い。この人みたいなメイクをしたいなって思ったら、躊躇せずにどんなアイテムを使っているのか聞くようにしている。
参照:若年層のメイク事情を徹底調査!(TesTee Lab)
⑥14.7分
メイクの平均時間。私は、だいたい5分。アイテム数も少ない分、短くて済む。何より、寝るほうが重要だ。
参照:「女性の化粧行動・意識に関する実態調査 2016」レポート3(ポーラ文化研究所)
⑦1178億円
2015年度の男性用化粧品市場の規模だ。2014年度と比べて1.6%拡大。スキンケア商品が好調のようだ。まだまだ男性がメイクする流れとは言えない数字だが、この数字が将来女性用化粧品市場の数字と変わらなくなることを願う。
参照:化粧品市場に関する調査を実施(株式会社矢野経済研究所)
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ハフポスト日本版でエディターとして働く私(27歳)は、2017年9月いっぱいを「ノーメイク」で過ごしました。仕事も、プライベートも、あえてメイクを塗らないことで見えてきた世界を、1カ月間少しずつ書き留めていきました。これから平日朝7時ごろ、順次公開していきます。
第6話:女が「女装」することの快感。
ハフポストでは、「女性のカラダについてもっとオープンに話せる社会になって欲しい」という思いから、『Ladies Be Open』を立ち上げました。
女性のカラダはデリケートで、一人ひとりがみんな違う。だからこそ、その声を形にしたい。そして、みんなが話しやすい空気や会話できる場所を創っていきたいと思っています。
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