どんな悲惨で殺伐とした物語でも、強制的にハッピーエンドにする驚くべき方法が話題だ。
ポプラ社の人気児童書『かいけつゾロリ』の公式Twitterが4月10日、「『ゾロリたちが物語を勝手に終わらせるしおり』を作りました」と写真を投稿した。
そのしおりには、主人公ゾロリらの絵ともに「その時、とつじょゾロリたちがらんにゅうし、おならでぜんぶかいけつしてくれちゃいました。物語はこれでおしまいです。めでたし、めでたし」と書かれている。
例として、ポプラ文庫の『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』に挟んだ際の写真も投稿された。子どもがパンを万引きしたことを、その子の親に告げる緊迫したシーンだったのだが、ゾロリたちが乱入したことでハッピーエンドになってしまった。
公式Twitterでは、「好みのサイズに切ってお使いください」とプリント用の画像もアップした。
SNS上では「全ての物語をハッピーエンドに変える主人公の鑑」「発想が面白すぎるし、いかにもゾロリらしい」「天才的な発明」などと話題になっている。