スペイン・バルセロナで開かれているフィギュアスケートのグランプリファイナルは12月13日、男子フリープログラムが行われ、ソチオリンピック金メダリストの羽生結弦(20=ANA)が今シーズンの世界最高得点となる194.08を記録。ショートプログラム(SP)の94.08とあわせて総合点288.16で1位となり、ファイナル2連覇を達成した。
羽生の優勝は今シーズンで初めて。2位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)の合計253.90に大差をつける圧倒的な勝利となった。SPで2位につけていた町田樹(24=関大)はフリーで128.31となり、総合216.13で6位。初出場の無良崇人(むら・たかひと、23=HIROTA)はフリー157.02、合計235.37で5位となった。
羽生は最初の4回転サルコーを成功させて波に乗り、続く4回転トーループやトリプルアクセルも鮮やかに決めた。最後の3回転の連続ジャンプで着氷を失敗するも、それ以外のミスは見られなかった。
演技後、羽生はインタビューに答え、英語で「今日もまだ体調はパーフェクトではなかったし、演技もまだまだだったが、ほぼ完璧に滑れた。できた。僕はできた。嬉しい」とこたえた。
その後、羽生は談話を発表。産経ニュースなどが報じた。
優勝よりも自分の演技ができたことの方がうれしい。ほぼ完璧だった。ファン、チーム、関係者のサポートがあってこの結果になった。存分に体を使える幸せを感じた。今スケートができることが一番の幸せ。
(【フィギュア】スケートできることが幸せ 羽生談話 - 産経ニュースより 2014/12/14 07:28)
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