「プーさんはどこ?」羽生結弦のティッシュケースに関心集まる 恒例の大量プーさん投げ込みも

恒例の「プーさんシャワー」は今回も健在でした
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2月12日、練習中の写真。16日のショートプログラムで持ち運ばれたティッシュケースはイチゴのケーキ型のもので、プーさんではなかった。
John Sibley / Reuters

あれ、プーさんじゃない?羽生のティッシュケースに注目

 あれ、くまのプーさんではない......? 16日の平昌五輪フィギュアスケート男子のショートプログラム(SP)。演技後に羽生結弦(ANA)が採点結果を待つ「キス・アンド・クライ」で手にしていたティッシュケースは、イチゴのケーキ型のものだった。

 羽生は、くまのプーさんのティッシュケースを愛用していることで知られる。採点を待つ間、プーさんを抱く姿がファンの心をつかみ、演技後のリンクにプーさんのぬいぐるみが大量に投げ込まれる「プーさんシャワー」はもはや恒例だ。

 16日の会場にも、プーさんのぬいぐるみを握りしめるファン、髪を結ぶゴムやサングラスがプーさんというファンなど、いたるところで黄色と赤色の2トーンカラーが目立った。プーさんのコスチュームを着て、「自らプーさんになる」というファンもいた。

 13日にあった記者会見では、海外メディアからプーさんに関する質問も。羽生が「ジュニアの頃から、ずっとティッシュケースにウィニー(プーさん)をつけていて、ファンの方々が投げ込んでくれるようになって、お部屋の中が全部プーさんになったような感じです」と返し、場が和んだ。

 報道関係者からは「商標権に厳格な五輪で、キャラクターグッズの使用を控えたのでは?」との臆測もある。ただ、大会組織委によると厳しく規制しているのは企業色のある観客の衣服やバナー(幕)で、選手が持ち込むグッズに規制はないという。(藤田太郎)

(朝日新聞デジタル 2018年02月16日 14時31分)

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