鳩山由紀夫元首相、右翼団体の街宣車に取り囲まれて罵声を浴びせられていた。【画像】

取り囲まれたときの様子が、YouTubeに投稿されていました。

鳩山由紀夫元首相が乗った車を街宣車で取り囲んだとして、警視庁公安部は12月3日、威力業務妨害の疑いで、右翼団体「草莽崛起(そうもうくっき)の会」の事務所などを捜索し、街宣車を押収した。押収した街宣車や資料を調べるとともに、団体の構成員から話を聴き、いきさつを捜査するとしている。NHKニュースなどが報じた。

毎日新聞によると、草莽崛起の会の構成員らは10月4日午後5時ごろ、東京都千代田区神田小川町の交差点で、鳩山元首相が乗った乗用車を十数台の街宣車で約10分間にわたって取り囲んだ。

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千代田区小川町交差点にて(Twitter / @matiosanさん提供

この日、鳩山元首相は明治大学で開催されたシンポジウム「日中友愛外交の道を探る」に出席しており、鳩山氏の車が取り囲まれたのは、シンポジウムからの帰りだった。

YouTubeには、このときの様子が投稿されており、「お前らみたいなのがいるからよ、左翼が何万人て国会の前を囲んでるんだろう。並んでいるのは極左の人間じゃないか。極左の人間が…(音声聞き取れず)…鳩山由紀夫を守ってるんだバカタレがこのヤロウ」などと叫ぶ人の声が記録されている。

また、イベント時に明治大学周辺で行われたとみられる街宣活動の様子もYouTubeに投稿されている

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