みんなの党が「日本維新の会」との選挙協力を解消することが決定的になった。みんなの党の渡辺喜美代表は5月19日、参院選での維新との選挙協力について「解消にいかざるを得ない。一緒に組むべき相手ではない」と明言したからだ。
時事通信によると、みんな側は、維新の橋下徹共同代表(大阪市長)の従軍慰安婦問題などに関する発言の撤回を求めていたが、橋下氏らが撤回する気がないと見て選挙協力解消に踏み切ったという。
みんなは維新側に対し、橋下氏が在沖縄米軍に風俗業利用を勧めた発言の撤回などを求めていたが、橋下氏や松井一郎幹事長(大阪府知事)は「発言に誤解がある」などとして撤回はしていない。こうした対応について、渡辺氏は「常軌を逸している。言い訳を百万回繰り返しても国民は理解しない」と批判した。
(時事ドットコム 2013/05/19 15:47)
みんな、維新両党は、参院選の計25選挙区で候補者を一本化し、共通公約を作成することで合意していたが、これが白紙撤回された格好だ。
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