8月28日、ハビエル・アギーレ体制になって初めての日本代表が発表された。メンバーリストには、現役大学生でFC東京に所属するフォワード、武藤嘉紀(むとう・よしのり)の名前も含まれていた。
武藤は22歳。慶應義塾大学経済学部4年で、昨年、J1デビュー。今シーズンからフォワードのポジションに定着すると、相手のディフェンスを置き去りにするスピード、一対一で強気に仕掛けられるメンタルの強さを武器に7ゴールを記録。アギーレ監督が視察に来た23日の浦和戦では2得点し、代表入りへのアピールが実った形だ。
東京都世田谷区出身。一般受験で慶應義塾高校に進学。FC東京の下部組織でプレーし、高校卒業後にプロ入りを打診されるも、自らの意思で慶應義塾大学に進学した。進学直後のインタビューに武藤は答えている。
その時は自分がトップでやるなんて考えてなかったし、まだ自分に自信が持てなくて、観ている人から通用すると言われても、自分の心の中ではまだまだ足りないと感じている所もあったし、これでトップにいってもまず1年目、2年目では試合に出れないなということがわかっていたので、それなら大学で4年間しっかりと経験を積んで、さらにレベルアップしてからトップに出ていきたいなと思ってました。
(KEIO SPORTS PRESS「【ソッカー男子】開幕前取材、第3弾 武藤嘉紀編」より 2011/05/03)
エリート校出身、甘いマスク、そして22歳での日本代表選出。アギーレJAPANにどんな影響をもたらしてくれるだろうか。
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