小池百合子・都知事らが結党した「希望の党」に民進党が合流する構想について、民進党の有田芳生・参院議員が9月27日、「"悪魔"との握手だ」と批判した。
両党の合流構想は同日午後、日テレNEWS24や「情報ライブ ミヤネ屋」が「事実上、合流する方向で最終調整に入った」と報じていた。民進党の前原誠司代表は26日夜に、小池氏と極秘に会談。両党が合流する可能性について協議していたという。
こうした報道を受けて有田氏は、党のボス同士の交渉のため「全く知ることができない」と情報が入ってないことを公式Twitterで明らかにした。
その上で、「希望の党」に参加する中山恭子氏、福田峰之氏、松沢成文氏らが安保法、共謀罪の採決で賛成したことを念頭に「安保法、共謀罪などに賛成した議員との合体は『悪魔』との握手だ」と述べた。
【参考記事】
・安保関連法 議員の投票行動(東京新聞 2016年3月30日)
・「共謀罪」法 議員の投票行動(東京新聞 2017年6月16日)