女性は、大自然でヨガをする。本当に伝えたいメッセージがあるから(画像集)

この写真は、メンタルヘルスについての重要なメッセージも伝えようとしている。
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アメリカ・ユタ州ボンネビル・ソルトフラッツでポーズをとるハイジ・ウィリアムズさん。

ハイジ・ウィリアムズさんのヨガのInstagramを見ていると、つい夢中になってしまう。しかしこの写真は、メンタルヘルスについての重要なメッセージも伝えようとしている。

ウィリアムズさんは、様々な心の病と診断されて以降、ヨガの練習をするようになった。心の病は、2013年に乳児だった息子の呼吸が止まり、蘇生しなければならなかった出来事がきっかけだと彼女は考えている。

「息子は、一度呼吸が止まってから、生き返ったのです」とウィリアムズさんはハフポストUS版に語った。

ウィリアムズさんの息子が、普段の健康状態に戻ったとはいえ、彼女自身は息子に起きた出来事をなかなか忘れることができなかった。息子がごねたり泣いたりする度に記憶が戻り、「何度か自傷行為をしたこともある」と彼女は述べた。

数カ月後、苦悩していたウィリアムズさんは、重度のうつ病、不安障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断した担当医の助けを借りた。セラピーを受けるほかに、ウィリアムズさんは生活スタイルを見直し、趣味をつくることを決めた。そのときにヨガを見つけたのである。

「私は存在するんだ、と感じたのは、18カ月ぶりでした」と彼女は最初のクラスで述べたという。「私は恐ろしさに包まれていました。自分自身を見失ってしまっていたのです」

■写真が、自分自身のアートセラピーになった

今日、ウィリアムズさんはヨガ・リトリート(静養)を広め、心の病に関する議論を促すためにSNSを使って、彼女のヨガの写真を広めている。ウィリアムズさんの写真を見て、他の人も励まされているように、彼女自身もまた励まされている、と語った。

「自分の話をInstagramでシェアをしたら、多くの人は“誰もこういうことは話さない”と言いました」とウィリアムズさんはいう。「私は、誰かと繋がって認められたと感じたので、シェアし続けました。写真が、私自身にとってアートセラピーになったのです」

ウィリアムズ氏は、ヨガとあわせて専門的サポートを受けたおかげで、最終的に自分自身が心の病と向き合いうまく対処できたと考えている。練習により「恐怖、不安、憂鬱という感情から、愛という感情を抱けるようになるまで安全に精神状態を移行させ、人生で起こることに対処できるようになります」とウィリアムズは述べた。

そして、「もし誰かが心の病を患っているなら、治療が変化をもたらしてくれる」とウィリアムズさんは強調する。心の病は、ひとりで向き合うものではない。

「ヒーリングは可能なだけではなく、必然的なものなのです」と彼女は述べた。

ウィリアムズさんのヨガの写真は、以下の画像集で見てほしい。美しい自然と一体になっている。

▼画像集が開きます▼


【※】スライドショーが表示されない場合はこちらへ。

ハフポストUS版に掲載されたものを翻訳・編集しました。

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