4月7日、旧日本海軍の戦艦「大和」が太平洋戦争中の1945年に沈没してから69年を迎えた。
大和は1940年8月に進水。開戦直後の1941年12月に就役した。最大の排水量、そして46cmの主砲を備え、開発当時は「不沈艦」と称された最先端の戦艦だったが、第二次大戦では戦艦同士の砲撃戦から、空母と航空機を主体とした戦いに移っており、戦艦の価値は大きく低下。自慢の46cm主砲が活躍する機会はほとんどなかった。
すでに日本の敗色が濃厚となっていた1944年のレイテ沖海戦で、姉妹艦の「武蔵」が集中攻撃を受けて沈没。連合艦隊が壊滅状態に陥ると、1945年の4月、沈没前提の特攻作戦として沖縄に向けて出動、多数の航空機の標的となり、4月7日に沈没した。
大和は当時、トップクラスの機密として扱われていたため、残された写真のほとんどは、アメリカ軍が撮影したもの。貴重な写真を集めた。
大和が沈没した地点。
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