女子プロゴルフの山路晶さん(22)が5月28日、1ラウンドに2度のホールインワンをt達成した。日本女子プロゴルフ協会の公式Twitterが報告した。
愛知県豊田市のセントクリークゴルフクラブで開かれたツアー「リゾートトラスト・レディース」の2日目。山路さんは、いずれも「パー3」の3番ホールと7番ホールで、ホールインワンを達成した。
1ラウンドの中で2度ホールインワンを達成するのは「国内男女ツアーを通じて史上初」と日刊スポーツは報じている。
大会を主催するリゾートトラストから3番ホールに賞金10万円、7番ホールに同100万円の計110万円が贈呈されるという。
■年末ジャンボ1等よりもはるかに少ない確率
ホールインワンの記録を登録するサイト「ナショナル・ホールインワン・レジストリー」によると、1ラウンドで2度のホールインワンを出す確率は、実に6700万分の1だという。
ダイヤモンド・オンラインでは2020年の年末ジャンボ宝くじで1等7億円が当たる確率は2000万分の1と計算していたが、それよりはるかに少ない確率となる。
■山路晶さん、どんな人?「飛距離を生かして攻めのプレーをするのがスタイルです」と話したことも
公式サイトとゴルフダイジェスト・オンラインによると、山路さんは1998年9月生まれ。宮城県仙台市出身。好きな食べ物はすしのサーモン、さつまいも、海ぶどうだという。
8歳でゴルフを始め、中学2年生で中嶋常幸さんが主宰する「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」に入門し、畑岡奈紗さんらと技を磨いた。2018年ファイナルQTで34位に入った。2019年のプロテストに合格し、同年から森六ホールディングスとスポンサー契約し、国内女子ツアーに参戦している。
ドライバー平均飛距離は250ヤードと、大きく飛ばすことで知られている。ALBA.Netによると2019年9月の会見では「飛距離を生かして攻めのプレーをするのがスタイルです」と話していたという。