山田孝之、“月9”『コンフィデンスマンJP』にカメオ出演 長澤まさみと映画共演で縁

奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる物語。
Open Image Modal
山田孝之さん
Getty Images

Open Image Modal

山田孝之、"月9"にカメオ出演 長澤まさみと映画共演で縁

 俳優の山田孝之が5月7日放送のフジテレビ系連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』(毎週月曜 後9:00)第5話にサプライズゲストとして出演することがわかった。山田は、同ドラマに主演する女優・長澤まさみと映画『50回目のファーストキス』(6月1日公開)で、共演した縁から今回、カメオ出演が実現。役名はその名もジョージ松原。番組後半に物語の鍵を握る人物として登場する。

 同ドラマは信用詐欺師のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる物語。

 第5話『スーパードクター編』では、かたせ梨乃演じる元モデルで、開業医と結婚し玉のこしに乗った野々宮ナンシーがターゲット。ナンシーは夫を亡くした後、野々宮総合病院理事長として病院の経営を引き継ぎ、モデル時代に培った知名度とイメージ戦略で患者を集め、大成功を収めている。

 野々宮総合病院のスーパードクターとしてメディアにも取り上げられるほど注目を集めているのは、ナンシーの息子でもある野々宮新琉(ののみや・にいる/永井大)。しかし実際に手術を行っていたのは田淵安晴(たぶち・やすはる/正名僕蔵)。田淵は、あまりの理不尽な扱いと薄給に耐えきれず、他の病院に移ろうとするが、それを聞いて激怒したナンシーは、ありもしない医療過誤を数々でっち上げ、田淵を医学界から締め出していた...。

 同局スペシャルドラマ『君に捧げるエンブレム』(2017年1月)以来の共演となる長澤に、かたせは「(前回は)とてもシリアスなお芝居でしたが、今回は打って変わって思いっきり突き抜けたようなところから始まっているので、声のトーンも、お芝居のトーンも全く違っていて面白かったですね。こういうタッチのドラマの方が彼女には近い感じがします。楽しんで演じていらっしゃるのが伝わってきました」と振り切った演技に感嘆の声をあげる。

 今回は"悪役"としての出演となったが、「この役は真面目に演じれば演じるほど、ターゲットとしては手ごわい相手になると思っていて、戦う相手として見たら、とにかくやりづらい嫌な相手になるように頑張っています(笑)。どうやって、この相手からお金を奪えばいいんだろうと思わせたいですね。(お芝居で)遊んだりとかは一切せずに、真面目にただただこの悪い人の人生を、一生懸命に演じることを心がけました」と手応えをにじませていた。

関連記事