大人気のスマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」について否定的な意見を述べた漫画家のやくみつるさんに対し、漫画家の小林よしのりさんが7月27日、自身のブログで「流行に迎合せずに親父くさいことを言うので見直した」と擁護した。
やくさんは25日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」にコメンテーターとして出演し、ポケモンGOについて「こんなことに打ち興じている人を、心の底から侮蔑します」「親はもっと楽しいものを子供に提供する義務があります。親も一緒になって打ち興じたら、アホな子にしか育たないですよ」などと否定的な意見を述べ、、ネット上で賛否を呼んだ。
これを受けて小林さんは27日に自身のブログで、やくさんの発言を擁護した上で、「ポケモンは好感を持っていたが、ポケモンGOは危険だと思う」と表明した。その理由として、「子供が歩きスマホで視野狭窄になって、事故に遭う心配をしてしまうし、例えば目に障害があって白い杖で歩いている人に、ぶつかってケガさせたりしないだろうかと心配になる」との見解を示した。
一方で、「だからと言って排除する気はない」とも述べ、「半年以上、子供が事故に遭わず、飽きもしないで、社会に迷惑をかけないで流行が続いていたら、わしもやってみるかもしれない」と書いている。
ブログの最後は、「ポケモンGOなんかで、真剣に議論する気などない。ウザいということくらいは言っておくというレベルの話だ」との言葉で結んでいる。
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