サッカーのワールドカップ・ブラジル大会第16日は6月28日(日本時間29日)、ベスト8進出をかけて、決勝トーナメント1回戦の2試合が行われた。ブラジル対チリは、1−1のまま延長を含めた120分を終え、PK戦の末ブラジルがベスト8進出を決めた。
前半13分、ブラジルのFWネイマールのコーナーキックをDFチアゴ・シウバがヘッドで後ろへそらすと、DFダビド・ルイスが押し込み先制。しかし、前半32分、自陣からのスローインをチリのFWバルガスにカットされると、ゴール前のFWサンチェスが冷静に右足で決めて同点を許す。試合は、延長戦を終えても決着がつかず、勝負はPK戦へと突入した。
運命のPK戦は、ブラジルのGKジュリオ・セザールが神がかったセーブで2本止めると、5人目ネイマールが確実に決めて、ベスト8進出を決めた。
南米対決となったコロンビア対ウルグアイは、2−0でコロンビアが勝利した。前半28分にMFハメス・ロドリゲスの先制点を決めると、後半5分にもハメス・ロドリゲスが追加点。4戦連発5ゴールと勢いにのるエースが決め、初のベスト8進出を決めた。
ブラジルとコロンビアは7月4日(日本時間5日未明)、準々決勝で対戦する。
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