サッカーのワールドカップ(W杯)開幕を目前に控えるブラジルに、サッカー好きが高じて、20年にわたって服や家や車など身の回りのものをブラジル国旗の3色にそろえる男性がいる。
ネルソン・パビオッティさんがこの習慣を始めたのは1994年。この年のW杯でブラジルが優勝したら、今後は黄、緑、青の服しか着ないと誓いを立てたのがきっかけ。今ではネクタイや靴など身に着けるものだけでなく、家具や自宅の飾りもすべて国旗色にそろえている。
南東部サンパウロ州カンピーナスで弁護士を営むパビオッティさんは、20年間続けるスタイルについて「ブラジルを愛する愛国者のように感じる」と笑顔を見せる。
W杯は今月12日、開催国ブラジルとクロアチアの試合で幕を開ける。[6日 ロイター]
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