今回はインテリアデザインの会社経営から、心機一転、国内リゾート「沖縄」でクラウドワーキングをしている良さんが、実際の働き方を話してくださいました。
沖縄へ移住のその理由とは
―経歴を教えてください
以前は代官山でインテリアデザインの会社経営をしていましたが、
あるテレビ番組でクラウドワークスを知り沖縄に移住しました。
―なぜ沖縄に移住したんですか?
移住5年前程から人工透析をしていて、東京の冬が寒すぎた、というのが一番のきっかけです。(笑)
仕事関係で沖縄の会社とのつながりがいくつかあったので、沖縄の知り合いに相談したところ、沖縄がいいというアドバイスを受けてそれならいってみようと決めました。
僕自身、海育ちで、沖縄には自然、とくに海があるというのも良かったので家族5人で移住しました。
沖縄という土地で、クラウドワーキング
―クラウドワークスで働くメリットはありましたか?
時間が自由なのはもちろんですが、ネット上でやりとりするので人と対面する必要がないのはとても楽ですね。自宅にずっといられるので。会社とは違って事務所などの経費もかからない点も楽です。
―どの様なスケジュールで働いているんですか?
4,5時から17,18時が仕事の時間ですね。朝は静かで気持ちいいんですよ。
ただクラウドワーキングだと、毎朝立てた計画をするかしないかさえも自由なんです。だから、仕事へのやる気があればおもしろいです。ただプライベートと仕事の境目が曖昧になりやすいから、そこを線引きする必要がありますね。
―沖縄で働いていて、東京に戻りたいということはないですか?
ないですね。ずっと沖縄で働こうと思っています。沖縄にきて最高月40万円稼いだこともありますし、東京の仕事は60歳の時に区切りをつけたので戻りたいとは思いません。
東京にいると自分がやりたい仕事以外の仕事も入ってきますし、東京の仕事をしたいと思ってしまいます。実際友人にはそういう人がいます。僕にも東京にいたらやってほしいのにという声もかかります。
けれど、クラウドワークスで自分の好きな仕事をとっていけるというのが今の自分には大切です。趣味のような感覚ですね。
「楽しくて」働く、そのうえで「稼ぐ」
―クラウドワークスで苦労したことなどはありますか?
もともとインテリアの設計の仕事をしていたので、クラウドワークスではじめた2次元のデザインの仕事は不慣れだったために、3,4か月くらいは仕事が採用されないことや、できないこともありました。ただ、コツやスキルを磨いて、クライアントの言いたいことも理解できるようになってからは採用されるようになってきました。
またコンペなどでは採用されたりされなかったりするのが楽しいですね。満足いく作品ができたときは採用されることが多いし、反対に満足できないものだと落ちることが多いんです。まるで博打をしている気分です。
報酬の高い安いは気にせず、おもしろい内容のものを選んで、挑戦して楽しんでいます。それでさらに採用されればお金がついてくるなら万々歳です。毎回違う案件なので考えていて楽しいのもクラウドワークスの良いところです。
定年の後というと、仕事をやめて、同じ世代のリタイアした友人と趣味を楽しんだりするのが一般的に思い浮かべられますが、僕は仕事を続けていたほうが楽しいんです。
クラウドワークスでの仕事が楽しいから、止めたくないし、ずっと続けていきたいんです。リタイア後だからこそ、楽しく続けられていると思います。
―今後の展望を教えてください
将来的に食べていけるくらいの稼ぎを一定して得るくらいになりたいのもありますが、
金額にこだわらず、これからももっと色んな案件に挑戦していきたいです。
自分が提案したものが採用されたりされなかったりするのも楽しいポイントです。
今後も、元気に長く続けていきたいです。
▼クラウドワーキングマガジン