PRESENTED BY エン・ジャパン

ライフスタイルの変化があっても活躍できる働き方を作りたい!~ワーキングマザーの挑戦

2度の育休を経て、現在も最前線で活躍するHIROKOさんのキャリアプランとは。
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こんにちは。MINAです。今回は、名古屋オフィスの女性活躍のパイオニア的存在であり、現在は二人目のお子さんの育休中のHIROKOさんを取材してきました!

育休復帰後から再び産休に入るまでの働き方や、今後のキャリアイメージについてお伺いしました。

将来のキャリアに不安を抱く若手女性社員の皆様や、仕事と育児の両立に勤しむワーキングマザーの皆様に、自らキャリアを切り拓いていくHIROKOさんの熱い思いをお届けします!

【Profile】

2002年  エン・ジャパンに新卒入社 名古屋支社へ配属

2005年 営業リーダーになる

2006年 結婚

2006年 正社員から契約社員へ。半年後、正社員+リーダーに復帰

2006年 マネージャーに昇格

2008年  出産を視野に入れ、マネージャーを退く

2009年  長女を出産

2010年  仕事復帰。休暇前と同じ営業支援スタッフに

2011年  採用コンサルタントの仕事をはじめる

2012年 1年間在宅勤務に

2013年 時短勤務制度を利用した働き方に切り替え

2014年 次女を出産。現在は育休中

――1人目のお子さんの育休から復帰後は、どのような働き方をしていたんですか?

基本的に残業無しという形で9時~18時勤務をしていました。ただ、初めての子育てで通勤片道1時間半。子供も慣れるまでは体調を崩し、保育園からの呼び出しもしょっちゅうでした。さすがにこの状態を続けることに自信をなくしていた頃、当時の上司から「時間制限が必要な人が活躍できる働き方を会社に提案してみないか」と助言をいただいて。模索した結果、「在宅勤務」という働き方の企画書を作って提案する機会をいただき、試験的に在宅勤務制度をやらせてもらいました。

――自ら制度を提案するのはすごいですね! 在宅勤務をしてみていかがでしたか。

週のうち2~3日は出社、それ以外は在宅勤務、という形でやっていました。メリットは、通勤の時間が必要なくなること。特に私は、通勤に1時間半もかかるので。家族の時間が増えたので、夫も喜んでくれました。デメリットとしては、会社の人との距離感があること。うちの会社は人間関係の良さも魅力のひとつだと思うので、コミュニケーションをとる機会が減ってしまうことは寂しかったですね。

1年ほど続けたところで、i付きグレード(総合職の時短勤務制度)が改定されたこともあり、そちらへ切り替えました。

――2人目のお子さんの育休に入るまでは、どんな働き方をしていましたか。

採用コンサルタントとして、10時~18時で働いていました。在宅勤務の時には「一人で仕事をしているような物足りなさ」がありましたが、時短で出社できるようになって「みんなで仕事をやり遂げる面白さ」を感じられるようになりましたね。

もともと子供は2人欲しかったんですけど、なかなか授からなくって。もう諦めて一人っ子でもいいかな、だったらもう少し仕事に注力しようかな、と思っていた頃、当時の上司に「リーダーにならないか」と誘いをいただいて。思い切ってチャレンジさせてもらいました。でもそれから第二子を妊娠して、ちょうど組織体制の変更などもあったのでまたメンバーに戻りました。

――上のお子さんの育児も仕事もある中での妊娠は大変じゃなかったですか? つわりとか心配なのですが......。

幸いつわりはそんなにひどくなかったので、なんとかなりました。ちょっと食べづわりになったぐらいで。ただ一人目の時と体力の違いがあるせいか、体がだるいと感じることが多くなりましたね。それでも、上の子とはたっぷり遊ぶように意識しました。赤ちゃんが産まれた後しばらくは、あまりかまってあげられなくなりますからね。

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――現在二人目のお子さんの育休中ですが、一人目の育休との違いはありますか。

前回と違って上の子の生活リズムがあるので、規則正しい生活をしています。一人目の時は夜泣きのせいで睡眠不足になって、パジャマのまま夫を見送ったりしていました(笑)。今回は、朝もちゃんと起きて化粧をして、幼稚園の送迎バスまで見送って、そのままママ友たちとおしゃべりしたりしています。帰宅してからは家事や下の子の離乳食づくり、一緒にお昼寝、午後は買い物をしたり。15時半には上の子が帰ってくるので、そこから夕飯・お風呂・寝かしつけとバタバタですね。子供が寝て、洗い物をしたら、ようやく自分の時間です。夫はだいたい21時過ぎに帰ってくるので、全部終わった後(笑)。週1回ぐらいは早帰りDAYを作って帰って来てもらえるように、交渉中です。それだけでもだいぶ負担が軽くなるので。

――上のお子さんは、保育園じゃなくて幼稚園に預けているんですね!

もともとは保育園だったんですが、その園には小学校の同学区の人が全くいなくて地域的な情報が全く入ってこなかったんです。転園を考えていろいろと調べてみたら、幼稚園でも延長保育をしてくれるところが結構あったんですよ!前の保育園は18時まででしたが、今の幼稚園は18時半まで預けられるのでむしろ便利になりました。保育園にはなかった習い事カリキュラムも幼稚園でやってくれるので、親が習い事の送迎をするよりも楽です。それから、保育園の時よりも親同士の交流がとても多いので、その中で小学校や習い事に関する情報交換ができてありがたいですね。

――復帰後はどのような働き方をする予定ですか。

今度は9時半~16時半の時短勤務を検討しています。ただ、そのさらに先のイメージはまだあまり持てていないですね。うちの会社は子供が小3の時まで時短勤務ができますが、そこで時短勤務の期間が切れた後のことを考えると......通勤時間が1時間半近くかかりますし、時短をしないで働けるがイメージがあまり持てていないです。地域で不審者の情報をよく聞くけれど鍵っ子にしてしまって大丈夫だろうかとか、学童保育は小3まで入れられるけどその先はどうすればいいんだろう、とか。

――なるほど。時短勤務の期間が終わった後のキャリアや生活をイメージすることは、まだ難しいと。

でもだからこそ、時短勤務の制度が切れるときまでに、「この人は必要だな」と会社に思ってもらえるような価値を作らなければいけないと考えています。その上で、育児と両立できる新しい仕組みや方法も考えられたらいいな、と思っています。雇う側と働く側がWIN-WINの関係を保ちながらお互いに成長できる、そんな環境が理想ですね。

そのためにも、「他社ではどんな取り組みをしているんだろう?」というのを調べたりしています。エン・ジャパンにはまだあまりロールモデルはいないですが、他社だとけっこういろいろな取り組みをして長期的に活躍されている方がいますからね。

「長期的に活躍できる仕組みを作るための意見を上に伝えていくこと」が、私が自分自身に設定している目標です。前回の復帰から育休に入るまでの3年半の間の経験なども形に残せるよう意識していました。在宅勤務や時短でのリーダー業務について、 自分自身の経験からメリットや改善点を見つけて意見を出したりもさせてもらいました。

――自ら働き方を作っていく、という仕事への情熱はすばらしいですね。何が原動力になっているんですか?

そもそも「仕事をしていない自分」というものがイメージできないので、ずっと続けたいと思っています。制度の整った会社に転職するという選択肢もありますが、私はやっぱりエン・ジャパンが好きなので、この会社で新しい働き方を提案していきたいです。女性の働き方について自分がこれまで悩んできたもどかしさは、次の世代の子達には感じさせたくないですし。そのために新しい働き方を作っていくことが、もしかしたら私の存在価値かもしれません。でも、人事の方々もすごく改善をしてくださっていて、制度も育休中の対応もどんどん良くなっていると感じます。本当にありがたいです。

――時短勤務中のワーキングマザーにもメッセージをお願いします!

「自分で仕事の範囲に線を引かないこと」ですね。復帰後しばらくは、とにかく大変だと思います。周りに協力してもらないとできないことだらけだし、成長を実感できることは若手の頃よりも少ない。でも私自身も、3年半かけて少しずつ幅を広げていって、在宅勤務やリーダーに挑戦できるようになりました。「子供がいるから」「時短だから」と自分から諦めてしまうのはもったいないので、やりたいことがあればチャレンジして欲しいと思います。

――若手女性社員にも、メッセージをお願いします!

出産をすると「仕事だけに全力」という生活スタイルは難しいのが現実です。だからこそ、「まだ無理かも」と思っていることでも早めにいろんなことに挑戦することをお勧めします。リーダー職なんかは特に、やってみたら「面白い!」と感じることも多いと思いますよ。

ちなみに私もリーダーを任された当初は自分に自信が持てず完全にキャパオーバーで、一度やめさせてもらったこともあったんです。でも、再度挑戦させてもらった時には、メンバーの成長が自分の成長以上に嬉しくて......。「自分も一緒に成長させてもらっている」ということも実感でき、非常にやりがいを感じました。

この経験、今の「ママ業」にも活かされていると感じています。もちろん、大変は大変ですけどね。でも頑張ったことはちゃんと返ってきますし、メンバーたちも上司もその頑張りは必ず見ていてくれますから。ぜひ、チャレンジしてほしいです!

私自身も復帰後にチャンスがあれば、時短でリーダー業務ができたらな、と思っています。今、うちの会社ではあまり例がないですが、長い目で見ると、女性に限らず男性にとっても時短勤務の仕組みって必要ですよね。育児、介護などライフスタイルの変化に伴う働き方は複数あるのが理想だと思います。意欲も能力もある人がずっと活躍できる仕組みを作っていけると良いですね。

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最近のエン・ジャパンは結婚・出産後も仕事を続けるのが当たり前の風土になってきましたが、HIROKOさんのような先輩方が道を切り拓いてくれたおかげなのだな、と実感しました。

それでは、次回の記事もお楽しみに♪

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