「女性は女性らしい格好を」と、ドナルド・トランプ大統領が女性スタッフに求めていた ―― このニュースが報道された後、女性たちが「これが女性らしい格好」という写真を次々に投稿している。
「ドナルド・トランプ大統領が自分の女性スタッフに“女性らしい格好”をするよう求めている」と伝えたのは、ニュースメディア「Axios」が2月2日に掲載したレポートだ。
Axiosは、かつてトランプ陣営で働いていた人物からの情報として、ドナルド・トランプ大統領が自分の部下たちの格好にうるさかったと伝えた。
その人物は、トランプ氏が男性に求めていた格好について、次のように語っている。
「弁護士や代理人といった人目に触れる場で働いている人たちは、ある一定の基準を満たした装いをしていなければいけません。男性の場合は、センスの良いきちんとした服装を求められます。そうですね、無地のきちんとした外見の服装で、髪型はきれいに整えられていなければなりません」
一方、女性に求められたのは「女性らしい格好」だ。トランプ陣営で働いていた人物はこう説明する。
「たとえジーンズだったとしても、きちんとしたきれいな格好でなければいけません」
また、トランプ氏のフィールドオフィスで働いたある女性は「トランプ氏に良い印象をあたえるために、ドレスを着なければいけないというプレッシャーを感じていた」と語っている。
このAxiosのレポートが2月2日に掲載されると、「#DressLikeAWoman(#女性らしく装う)」というハッシュタグがつくられ、「女性らしく装った」写真が投稿され始めた。
亡くなった私の母パトリシア・スティーブンス・デューが、1963年の公民権運動の最中に、フロリダで逮捕された時の格好です。
このふたりの女性は、それぞれ異なる女性らしさを大切にしています。「女性らしく装う」って何だろう?自分らしい格好をする、以外にルールなんてありません。
娘を連れてヨーロッパ議会の会議に参加した、リシア・ロンズーリ。彼女のように、子供に投票の大切さを教えましょう。政治に参加することの大切さを教えましょう。
これが女性らしい装い!
アンナ・メイ・ウォンは女性らしい装いをよく知っていた。
私と息子の写真です。彼は男らしい格好をしていて、私は女性らしい格好をしています。
世界初のイスラム教徒の宇宙飛行士、イラン生まれのアメリカ人アニューシャ・アンサリ。女性らしい格好をしている。
左が私。お気に入りの装いです。
タミー・ダックワース上院議員は、女性らしく装うとは何かを知っている。
23個のグランドスラムを達成したセリーナ・ウィリアムズ。
オーストラリア海軍のキャプテン、モナ・シンディ。
移民だった私のおばあちゃんです。彼女はイギリス女子国防軍の対空砲射撃手で、ナチスを空から撃ち落としていました。
トランプ大統領、「女性らしい格好をする」ってこういうこと?
女性らしく装って、結婚するふたりの女性。
トランプ大統領、「これも女性らしい格好?」
真珠のネックレスをして、死体解剖中です。
「どうしてスカートを履かないの?」と聞かれたキャサリン・ヘプバーンは、「あなたのお葬式用にとってあるの」と答えた
ヘイ、ドナルド・トランプ。これが女性らしい装い。
これが私にとっての「女性らしい格好」。
「女性らしい格好」宇宙バージョン。
「女性らしい格好」をするにはどうしたらいい?
1. 女性になる
2. どんなものでもいいので、自分が好きな洋服を着る。
これで女性らしい格好になります。
ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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