こんにちは、野坂です。ようやくホーチミンの雨季が終わり、一年のうち最も過ごしやすい12月がやってきました。
現地採用で働く女子たちの日常をご紹介!
先日、2~3ヶ月おきに定期的に会う友人たちと、ふらっとディナーをしに行くことに。みんな私よりもベトナム滞在歴が長い、ベテランたちです。
仕事のことはもちろん、近況や生活、今後のことなどをざっくばらんに話します。その時の内容を一部シェア。
▶結婚のお祝いをしてくれました
1人目:★Aさん(30)既婚
2人目:♥Oさん(30)彼氏あり
3人目:♦Iさん(27)既婚
4人目:♠野坂(27)既婚
このメンバーはほぼ既婚女性なので、女子特有の恋愛トークも落ち着き、今後の仕事や生活のことで話が盛り上がります。全員ベトナムで働いている身のため、業界や環境は異なっても、悩みは似ていることが多いのです。
仕事、どう? 理想と現実
♥Oさん:最近、仕事どう? 私は、ベトナム人の子たちと上司の関係がうまくいってない気がするー。コミュニケーションをあまりとらないで、物で釣ってる感じ。たまにいいレストランに連れて行くだけで済ませてる。コミュニケーションとらないと、やっぱり伝わらないことがいっぱいあるよね。
♦Iさん:うちの職場は、日本人は日系企業担当、ベトナム人はベトナム企業担当と、業務領域が分かれてる。でも一緒にランチとか、社内イベントはあるよ。
♠野坂:外国人と一緒に働くのって楽しいのにねー! ベトナム人スタッフの子たちは本当に優秀。平均年齢25歳くらいでも、彼らから学べることがたくさんあるよ。
★Aさん:うちも会社全体でイベントに積極的に参加しようとなって、今度ホーチミン・マラソンにみんなで参加することになったよ。
♦Iさん:それ、うちもでるー(笑)。
ポイント:ベトナムでは社員旅行は必須イベント
社員旅行のない会社は採用人気もありません。連休よりも社員旅行が大事。日系企業でも、従業員が300人を越える工場の会社さんは、飛行機を数機チャーターして出かけるのだとか。大変......!
日本との違いは?
♠野坂:私の職場では、とにかく残業がない。というのも、日本でいう定例会議のようなものもない。1日にひとつミーティングあるだけで、帰るのは1時間遅くなる。その準備やまとめの時間も含めると、必然的に帰宅も遅くなるしね。
★Aさん:うちはそこまで帰る時間が早いというわけではないけれど、20時頃には帰れるかな。あとは人間関係の面倒くささもない。日本ではデスクで昼食をとることもあったけれど、こちらではみんなでワイワイ、ランチするのが好き!
♦Iさん:でも、みんな家族が大事だから、夜、仕事終わりに飲みに行くのはあまりないね。でも、月イチくらいの頻度で、チーム飲みとか会社全員での飲みはある!
♠野坂:私もたまにチームご飯はするようにしてる。みんな喜んで参加してくれるし!
▶チームのみんなとタイ料理レストランへ
今後のキャリアプラン、ライフプランはどんな感じ?
♦Iさん:3年以内には日本に帰る予定! 出産は日本に帰ってからかな。ちょうど30歳くらいで。
★Aさん:私はまだベトナムにいるつもりだけれど、出産は日本で、かな。こちらではなかなか頼れる人もいないから、いったん帰国。旦那さんはベトナムにいるから、産休が終わったら戻ってくる感じ。
♠野坂:私は仕事もあるし、出産はベトナムで、かな。シッター文化もあるから、雇って助けてもらう予定。フィリピン人のシッターさんなら英語も通じるし。
♥Oさん:「あと1年くらい」と毎年言い続けて、もう3年経っちゃった(笑)。今は転職直後で新しいことに挑戦中だから、もうしばらくベトナムにはいるかもなー。
ポイント:ベトナム人女性はよく働く
ベトナム人女性はたくましく、出産後ほぼみんな、早期に職場復帰をしてきます。親と一緒に住む人が多いのもありますが、職場でたくさんのママが働いています。
休日は何してる?
♠野坂:基本、カフェでネットサーフィン。あとは、たまに散歩して、新スポット発掘とか。
▶欧米の雰囲気漂う、本屋さん通り
▶晴れの日が多いホーチミンではテラスのある本屋も
★Aさん:私は前まではよくゴルフしてたよ。ない時は家でゆっくり。
♥Oさん:最近、ベトナム人の友人の結婚式に参加したよ。あとは彼氏とベトナム国内を旅行したり、ローカルのお店をまわったり!
みんな、それぞれのベトナム生活を満喫しているようです。
ただ、ここにいる全員が大きな決断をしてベトナムまで来て、色々な想いを抱えながら生活しています。こうして友人たちと話すことで、私もますます頑張らなきゃ、と会う度元気をもらいます。
私も引き続きかわいいパン屋さんを見つけるなど、ベトナムでの楽しみを模索しつつ、過ごしていきます。
▶パン屋に並ぶマカロン
~この記事を読んだ方におすすめの記事~
ライター
野坂 郁佳/Fumika Nosaka
1989年生まれ、群馬県出身。高校生のときバングラデシュに行ったのをきっかけに貿易に興味を抱き、同志社大学の商学部へ進学。大学時代は東南アジアを中心に長期休みはほぼ海外旅行に費やす。大好きな家族に支えられ自由きままに。物を所有することを好まず、いつでも身軽な気持ちでいたい。群馬→京都→東京→福岡→ベトナム→わくわくするところ。東南アジアの拡大するインターネット広告市場にどっぷり浸かるためにベトナム移住を決意。
週刊ABROADERSは、アジアで働きたい日本人のためのリアル情報サイトです。海外でいつか働いてみたいけど、現地の暮らしは一体どうなるのだろう?」という疑問に対し、現地情報や住んでいる人の声を発信します。そのことによって、アジアで働きたい日本人の背中を押し、「アジアで働く」という生き方の選択肢を増やすことを目指しています。
HP: 週刊ABROADERS
Facebook:ABROADERS