美しいものはどこにでもある。そしてそれを写真で記録したい。
それが29歳のフォトグラファーミハエラ・ノロックさんが世界を巡る旅にでた理由だ。彼女はルーマニアで働いていたが、仕事を辞めてバックパックとカメラだけをもち、これまでに37か国を訪れて、何百人もの女性たちを撮影してきた。アマゾンの熱帯雨林からイランのモスク、ニューヨークのダウンタウン。さまざまな場所の女性たちのポートレートを写真に収めてきた。
そしてこれまでに撮影してきた写真を、多様な社会を映し出し、人々がありのままでいるためのインスピレーションとなるように、という願いを込めて、「美のアトラス(地図帳)」というタイトルでまとめた。
ハフポストUS版に宛てたメールのなかでノロックさんは「美はどこにでも存在します。美しさは、化粧やお金、人種、社会的地位によって決まるものではありません。自分らしくあることなのです」と述べている。
「グローバル化によって、私たちは同じような外見を求め、同じように行動するようになりました。ですが私たちはみな、それぞれ違うからこそ美しいのです。結局のところ、美しさは見る人次第です。そして見る人はいつも自分以外の誰かです」
ノロックさんの写真は、これから道で出会う女性たちの写真を加えていく、「美のアトラス」のFacebookアルバムでも見ることができる。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:梅田智世、合原弘子/ガリレオ]
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