くまのプーさん、実写化 脚本家は「パディントンのような感じ」とツイート

ディズニーが「くまのプーさん」の実写化を進めていることがわかった。「作品はGCなのか、それとも人形なのか?」などの質問に脚本家は「パディントンのような感じ」と回答した。
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Rabbit, Tigger, Eeyore and Winnie the Pooh pose at Walt Disney Pictures presents the premiere of 'Winnie The Pooh' at Walt Disney Studios on July 10, 2011 in Burbank, California.
Alberto E. Rodriguez via Getty Images

ディズニーが「くまのプーさん」の実写化を進めていることがわかった。アメリカのエンタメ系ウェブメディア「デッドライン」などが報じた。

くまのプーさんは、イギリスの劇作家A.A.ミルンが、幼い息子クリストファー・ロビンと子供部屋のぬいぐるみたち(クマのプー、コブタ、ロバのイーヨー、ウサギなど)を主人公に、家族で休暇を過ごした田舎の森を舞台に描いた児童書。

ディズニーは1961年、キャラクターと物語の映像化権などを獲得し、1966年の短編映画「プーさんとはちみつ」を始め、数多くの作品を手がけてきた。これまで発表されてきたプーさん作品はアニメ作品がほとんどだが、1983〜1986年にアメリカで放送されたTVシリーズ『Welcome to Pooh Corner(プーさんコーナーへようこそ)』シリーズがある。

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『Welcome to Pooh Corner』のVHSパッケージ

デッドラインによると、今回の実写作品についてディズニーは既にアレックス・ロス・ペリーを脚本家として起用したという。ペリーは、知られていない監督やその斬新な表現の紹介を使命とする「ロカルノ国際映画祭」で、2014年に審査員特別賞を受賞した新鋭。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、ダークなタッチの作品で知られ、2014年秋に同紙が行ったインタビューで「世の中には、ネガティブで、醜悪で、残忍なものがある」などと話していたという。

デッドラインは今回の実写版について、大人になったクリストファーが「100エーカーの森」に戻ってくるという話だと報じたが、あらすじなどの詳細は不明。ペリーはTwitterに「私は本当にプーさんを愛している」コメント。「作品はGCなのか、それとも人形なのか?」などの質問については「パディントンのような感じ」と回答した。

くまのパディントン」も、プーさんと同じようにイギリスで生まれた児童書。ペギー・フォートナムの挿絵で知られるが、2014年に実写化(日本公開は2016年)された。この作品では、主人公のくま、パディントンはCGで制作されたが、その他のキャラクターは実際に俳優たちが演じた。「予想以上にパディントンがワイルド」などとの評判だ。

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