カンザス州ガードナー市警察のもとに、市内の公園「セレブレーション・パーク」でマウンテン・ライオン(ピューマ)を見たという複数の報告が寄せられた。ガードナー市警は目撃情報を確認するため数台の自動撮影カメラを設置し、夜間の撮影を行った。
ピューマの姿がカメラに捉えられることはなかった。しかしそこには、なんというか……別の何かが写りこんでいたのだ。
「いま、我々はマウンテン・ライオンの目撃情報とは別のことが気になっています」。11月28日、ガードナー市警はFacebookにそう投稿した。 「我々は、画像に写った一部の野生動物とその行動の特定を試みています」
彼らに協力できることがあるかもしれない。以下の画像を見てみよう。
最初の1枚は簡単だ。ごくありふれたコヨーテが1匹。
お次は、好奇心旺盛なアライグマ。
これはちょっと様子がおかしい。不気味な人影のように見えるが…
サンタも来ていたようだ。ドリンク持参で。
気さくで紳士的なご近所さんが、ビニール袋を持ってやってきたのかも。見覚えはないだろうか?
弓矢を持ち、歩行器で歩く何者かの姿。
そしてコイツ。ビッグフットだ。
ヤツには(明らかに)ソウルメイトがいるようだ。
公園のお散歩にはやはり、こういう素敵な女性がいなくちゃね。
ガードナー市警は、一連の出来事は「調査終了時、コヨーテやキツネやアライグマの画像を何百枚も見なければならないだろうと思っていた我々を大いに楽しませてくれました。… あなた方の頑張りとユーモアセンスには感服です」と述べ、この奇妙なモンタージュ写真を提供した人々に「心からの感謝」を表明した。
野生動物の出没に関して:セレブレーション・パーク内でマウンテン・ライオンと思われる野生動物を目撃したという通報がガードナー市警に寄せられました。実際に危険性のある野生動物が出没しているのかどうか確かめるため、我々は当該地域に2台の自動撮影カメラを設置し、撮影を行いました。調査期間中、公園内にマウンテン・ライオンの姿は見られなかったことを、喜んでにご報告します。しかしながら、我々はカメラが捉えた画像に驚きました。
みなさんにご覧いただくため、撮影画像の一部を投稿いたします。いま、我々は動物の目撃情報とは別のことが気になっており、カメラが捉えた一部の野生動物とその行動の特定を試みています。
画像に写ってくださったみなさんに心からの感謝を申し上げます。みなさんの画像は、撮影終了時、コヨーテやキツネやアライグマの画像を何百枚も見なければならないと思っていた我々を大いに楽しませてくれました。カメラに気づいてくださった市民の皆さん、ありがとうございました。あなた方の頑張りとユーモアセンスには感服です。
この「おふざけ画像」の仕掛け人が誰なのかは依然として不明だが、AP通信の取材にロバート・ハフ署長は、一連の出来事を「とても愉快な」事件だと語った。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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