お風呂に入って体を洗うことがいかに大切かが改めて分かる動画

体を洗うのをやめたら本当にどうなるのか、これが答えだ。
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体を洗うのをやめたら本当にどうなるのか、これが答えだ。

石鹸も、水も使わず、とにかく何日間も体を一切洗わなかったとしたら、どうだろう。

何が起こるか?

たぶん、体が悪臭まみれになることは間違いない(汗自体は無臭だと聞くと驚くかもしれないが)。

おまけに、心配な点は他にもある。くわしくは、下の動画を見ていただきたい。体を清潔に保つ習慣をやめたら、さらに有害な、死につながる可能性もある副作用があるとわかるだろう。

数日お風呂に入らなかったことがあるかもしれない。なかには1週間以上入らなかった人もいるかもしれない。

でももし1カ月、いや1年お風呂にはいらなかったらどうなるだろう?

その前に、少し肌について話そう。

あなたは気付いていないかもしれないが、清潔にしているときでも、私たちの肌には細菌がうじゃうじゃと住みついている。

1000種類以上ものバクテリアが80種類以上ものカビと一緒にあなたの皮膚の上で楽しく生活しているのだ。

気持ちが悪くなる前に伝えておくが、実は肌に住みついている細菌のほとんどは、肌にとっていい細菌だ。彼らが肌を占領していることで、本当に私たちにとって悪い細菌やバクテリアが入り込んでこないようにしている。

肌を保湿してくれる細菌や、抗菌の役割を果たしてくれる細菌もいる。

しかし、なかには私たちの体に本来備わっている防衛機能では防ぎきれない、たちの悪い病原菌もいる。

そんな時にお風呂は2番目の防衛手段としての役割を果たし、病原菌から体を守ってくれる。

それでは、もしお風呂に入らなければどうなるだろう?

石けんも、水も、お風呂に関係するものは一切なしの生活だ。

私たちは1日の生活の中で、多くの細菌に触れている。

ドアノブ、おむつ、トイレのレバー、それに携帯電話。

体を、特に手を洗わないと、細菌は目や鼻や口に入り込んでいろいろと悪さをする。

下痢になったり、インフルエンザにかかってしまったりする。

それにお風呂に入らないと、感染症にもかかりやすくなる

その他には?

もし全く体を洗わなかったら、ほこりや汗、角質や油が皮膚にたまっていき、にきびや毛嚢炎といった慢性皮膚疾患の症状を悪化させる。

そして汚れがひどくたまると皮膚が変色して体中あちこちに濃い茶色い斑模様がでる皮膚炎にかかってしまう。

それにお風呂に入らないと、体はだんだん臭くなっていく。

体臭がひどい人とは誰も友達にはなりたくないだろう。

体が臭うのは汗のせいだと思っているかもしれないが、実は汗そのものには臭いはない。

わきがなどの臭汗症は、細菌がタンパク質や汗を分解して、約30種類の悪臭を放つ化学物質に変わることが原因で起こる。

なかでもひどい臭いのものはヤギのような臭いがしたり足からチーズのような臭いをさせたりする。

聞いただけで「クサい!」と言いたくなる。

それではシャワーを浴びる時に、気をつけなければいけないことをいくつかお伝えしよう。

お風呂に入りすぎてしまうと、肌が乾燥して油分が奪われる。

そして結果的に感染症にかかりやすくなってしまう。

それに、抗菌作用のある製品を使いすぎると、悪い細菌を防ぐ良い細菌まで殺してしまうことがある。

じゃあ、どれくらいの頻度でお風呂に入ったらいいのだろう?

バクテリアが好む場所、例えば鼠径部、脇の下、それに顔は定期的に洗おう。

医療関係の仕事をしている人や、毎日エクササイズをしている人は、お風呂に毎日入ったほうがいいだろう。

いつも座っていて、体を動かさないような生活をしているのであれば、週に3回くらいでいい。

それか、友達や家族があなたに向かって嫌な顔をした時がお風呂に入る時だ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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