北海道立オホーツク流氷科学センターは3月15日、批判が相次いでいた写真コンテストの最優秀賞作品について、出品者が受賞辞退を希望したため「該当作品なし」にしたと発表した。
問題となっているのは、9日に発表された第25回「オホーツクの四季」写真コンテストで最優秀賞を受けた作品「征服」で北見市の男性が撮影した。
同センターによると、「生命に対する侮辱だ」などと批判や、審査員の判断を疑問視する声などが電話で寄せられたという。Twitter上でも「命を何だと思っているのか」など批判が相次ぎ、出品者が受賞を辞退した。
朝日新聞デジタルは次のように報じた。
審査した北海道写真協会の女性会員は「クジラは生きていると思った。その上に乗っかるなんて勇気があると思ったし、感動したので選んだ」と話した。
同センターによると、一部職員から異論が出たが、「専門家が選んだので、この作品にしかない何かがあるのだろうと考えた」(担当者)という。
(クジラ死骸上でポーズ、出品者が受賞辞退 主催者は陳謝:朝日新聞デジタルより 2016/03/16 11:28)
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