「評判のいい企業ランキング」Amazonを抑えて小さなスーパーチェーンが1位に なぜ?

ニールセン社傘下の世論調査機関ハリス・インタラクティブ社は、有名企業100社の企業評判ランキングを公開。アマゾンを退けて、有名企業100社の中で1位を獲得したのは、スーパーマーケットチェーンの「ウェグマンズ」だった。
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Customers shop at the salad bar for lunch at the Market Cafe in the Wegmans grocery store in Fairfax, Va., Thursday, May 27, 2010. The prepared supermarket food available today is a far cry from the modest offerings of fresh coffee, potato salad and rotisserie chickens of years past. (AP Photo/Jacquelyn Martin)
ASSOCIATED PRESS

ニールセン社傘下の世論調査機関ハリス・インタラクティブ社は、2月4日にアメリカで有名な企業100社の企業評判ランキングを公開。アマゾンを退けて、有名企業100社の中で1位を獲得したのは、スーパーマーケットチェーンの「ウェグマンズ」だった。

ウェグマンズはニューヨーク州ロチェスターを拠点とするスーパーマーケットチェーン。ウェグマンズ・フードマーケット社のダニー・ウェグマンCEOは、声明で次のように述べている。「このようなかたちで認めていただけたのは、とても素晴らしいことです。この結果は、当社で働く従業員たちの努力によるものです。彼らはアメリカ6州にまたがって展開している店舗で、お客様を毎日喜ばせ、家庭的な雰囲気を作ってくれています」

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ウェグマンズの店内は、楽しく買い物できるようデザインされている。また、地元野菜や自社ブランドを積極的に提供していて、価格もそれほど高くない

ソーシャルメディア上でトイレットペーパーボディソープを擬人化し、話題を集める時代に、ブランディングは非常に重要だ。ウェグマンズは全米で85店舗しかないが、ネット上ではカルト的な人気を築いている。

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鮮魚部門で提供されている魚は、厳しい品質基準と、乱獲を防ぐためのサステナビリティ基準を満たしている。

ファンたちを魅了しているのはウェグマンズの豊富な品揃え、価格の手頃さに加え、従業員に提供される適正な賃金や、充実した教育制度などだ。

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総菜部門も人気だ。一部の店舗は売り場の中にウエイターがサービスする本格的なレストランを併設している。

今回の企業評判ランキングで第2位になったのはアマゾンで、サムスン、コストコ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、クラフトフーズが続いた。

2012年の調査ではアップルが1位、Googleが2位だったが、今年はアップルが9位、Googleは10位だった。また、100社のうち、最も評価が低かったのはゴールドマン・サックスだった。

今回のランキングは、ハリス・インタラクティブ社が2014年10月20日~12月18日の期間にアメリカに住む2万7278人を対象に実施した英語でのオンライン調査をもとに決められた。また、この評判指数調査「ハリス・ポール」は、過去16年にわたり毎年行われている。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:湯本牧子、合原弘子/ガリレオ]

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