Facebookに投稿されたアメリカ・インディアナ州で撮影された「新郎新婦」のウェディング写真が、話題になっている。
BBCによると、ジェシカ・パジェットさんは9月29日、1人で結婚式に臨んだ。本来隣にいるはずの婚約者ケンダル・マーフィーさんは2017年11月、事故で亡くなってしまったからだ。
パジェットさんは当時、悲しみに打ちひしがれたが、マーフィーさんが死亡したすぐ後、彼女が注文したウェディングドレスが仕上がったと連絡があった。挙式はキャンセルせず、予定通りにウェディング写真の撮影に臨んだ。
BBCの取材に対して「彼が隣にいなくても、私たちの結婚式を祝い結婚式の日の思い出が欲しかった」と、パジェットさんは振り返る。
Facebookに投稿された写真には、悲しみと向き合い、乗り越えようとするパジェットさんの強さが表れている。
マーフィーさんの遺影との2ショットや、マーフィーさんの墓石にうな垂れたり、父親に肩を抱かれ涙ぐんだりするパジェットさんが写っている。
Peopleによると、マーフィーさんの両親は、彼が毎日のように履いていたカウボーイブーツを内緒で用意した。ブーツには花束が敷き詰められ、「君がどんな道を歩もうとも、僕はいつもそばにいる。君の守り役のマーフィーより」とメッセージが添えられていた。