8月1日(土)9時現在、フィリピンの東で熱帯低気圧が発達中です。気象庁は、この今後24時間以内に台風に発達し、沖縄地方に接近する見込みとしています。
▼熱帯低気圧 8月1日(土)9時
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 20 km/h
中心気圧 1006 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
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先島諸島に接近へ
熱帯低気圧は明日2日(日)の夜から3日(月)にかけて、沖縄の先島諸島に接近する見込みです。
八重山地方や宮古島地方では週明けにかけて雨の降るところがあり、急な強い雨や落雷、強風、高波に十分な注意が必要です。側溝の掃除や飛ばされやすいものの屋内待避、停電に備えた電源の確保など、早めに対策をするようにしてください。
一方、本州方面では太平洋高気圧の勢力が強いため、熱帯低気圧の影響はない見込みです。
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次に台風ができると「台風3号」
次に熱帯低気圧が台風になると、6月12日に発生した台風2号以来となり、約1か月半ぶりの台風発生で「台風3号」となります。
なお今年7月は台風が1つも発生しませんでした。7月に台風の発生数がゼロとなったのは、1951年からの統計史上初めてのことです。今年も8月以降は台風が発生しやすくなる見通しです。大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。
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また、南シナ海にも別の熱帯低気圧があり、こちらも台風に発達する可能性があります。こちらの熱帯低気圧はベトナム方面に進むため、日本への影響はありません。
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