防災・減災のための国際的な防災戦略の策定等を目的とした第3回国連防災世界会議が、3月14日から18日まで仙台にて開催されます。防災・減災は、世界銀行グループが掲げる、一世代の間に極度の貧困をなくし、繁栄を共有するという二つの目標の達成にとって欠かすことができせません。世界銀行グループは、世界中で最も脆弱なコミュニティが気候変動と自然災害の脅威から守られるようにするため、兵庫行動枠組の基本理念に沿って活動しています。
長年、自然災害の脅威と向き合ってきた日本は、防災・減災を開発政策やその実践の主流に据えるという点で、世界のリーダー的存在にあります。日本と世界銀行グループは数年前から、日本が持つ防災分野の知識と経験を世界と共有するための協力を進めており、2013年4月、「日本-世界銀行防災共同プログラム」を発表し、2014年2月、世界銀行東京防災ハブを設立し、日本の知見、技術、経験と途上国のニーズとのマッチングを促進しています。
今回の国連防災世界会議では、世界銀行グループと、世界銀行が事務局を務める防災グローバルファシリティ(GFDRR)が、パブリックフォーラムを開催し、今後どのように防災・気候変動対応を推進していくかについて、国連機関、政府代表者と議論します。どなたでもご参加いただけるイベントとなっております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
日時:
2015年3月16日(月) 午前10時から11時30分
場所:
ホテルメトロポリタン仙台 4階千代(センダイ)
言語:
英語/日本語(同時通訳付)
スピーカー:
菅原 一秀 財務副大臣
マルガレータ・ワルストロム 国連事務総長特別代表(防災担当)
パネリスト:
アノテ・トン キリバス共和国大統領
PKミシュラ インド首相首席秘書官
ヘレン・クラーク 国連開発計画総裁
レイチェル・カイト 世界銀行グループ副総裁 兼 気候変動特使
クラウス・ソーレンセン 欧州委員会人道援助・市民保護総局総局長
トーマス・スタール 米国国際開発庁(USAID) 長官補
モデレーター:
道傳愛子 NHK解説委員
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