今年は6月11日に東北北部で梅雨入りし、日本各地で梅雨に突入。梅雨の時期は日本付近に湿った空気が流れ込む影響で蒸し暑さが増すため、雨だけでなく熱中症にも注意が必要です。
熱中症の予防には水分補給が欠かせませんが、あなたは何で水分を補っていますか? 最近は経口補水液で水分補給する人が増えていますが、その味で「かくれ脱水」なのか否かがわかるのです。
脱水症になると味覚が変わる
経口補水液を飲んで「無味」あるいは「甘い」と感じたら、あなたは「かくれ脱水」の可能性があります。ですから、経口補水液をたっぷり飲んで脱水症から回復してください。
経口補水液の塩分濃度は0.3%程度。お吸い物の塩分濃度は1%前後なので、その3分の1になりますが、通常なら「少ししょっぱい」と感じます。
しかし、脱水症になると人の体液の塩分濃度が高くなっているので、経口補水液の塩分濃度を感じることができず、「味がしない」とか、逆に「甘い」と感じてしまうのです。
経口補水液を飲む場合は、ぜひ、その味をチェックして体の状態を確認してみてください。
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