テック×エンターテイメントの動きがアツい! たとえば、ARアイドルが生まれたり、ライブ配信が盛り上がっていたり。そのトレンドに迫っていこう。
業界大手・エイベックスがおもしろい取り組みをスタートさせている。2017年にはARによるアイドルユニットを誕生させ、話題を集めた。舞台裏の演者がモーションキャプチャーなどにより、リアルタイムにキャラクターを演じていくというものだ。
同社は、2014年にVRを使ったミュージックビデオ企画・制作するなど「テック×エンターテインメント」に積極的だ。
さらに「AIソリューション」によって、ライブ・イベントの満足度測定にも取り組んでいく。具体的には、オーディエンスの表情、盛り上がり具合を数値化。そのデータをもとに、アーティストのパフォーマンススキルや人気度を測定する。これらは、マイクロソフトと開発しているものだ。さらに「avex-xRハッカソン」を行うなど、テクノロジー活用の可能性を探る。
もうひとつ、エンターテインメント業界で注目したいのが、ライブ配信だ。
たとえば、YouTubeやTikTok、SHOWROOMなど、動画・ライブ配信プラットフォームの配信者たちも右肩あがり。2D、3DCGで作成したキャラクターが動画を配信するバーチャルYouTuber(VTuber)も盛り上がりを見せる。モーションキャプチャー、カメラの画像認識技術などがさらに向上すること、ユーザーの裾野はさらに広がっていくかもしれない。
さらにAR技術と組み合わせ、「VTuberによるリアルの場でのライブ」の企画もあるようだ。
2018年に入り、サイバーエージェントグループや、グリーなど大手も次々参入しており、ビジネスとしても注目される。
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