15世紀頃にヨーロッパで書かれ、未だ解読されていない謎の文書、「ヴォイニッチ手稿」。
1912年、イタリアの古物商、ウィルフリッド・ヴォイニッチがイタリアのモンドラゴーネ寺院で発見したこの挿絵付きの文書は、言語学者や統計学者、暗号解読のプロらが次々と解読に挑んだが、自然言語の特徴を持っていることがわかっただけで、解読に成功した例はない。
BBCによれば、95%の言語は現在の技術で解読が可能で、専門家の中ではヴォイニッチ手稿は、高値で取引するために偽造された古文書で、意味のないいたずらであるという説が中心だった。一方で、意味のあるものと評価する学説もあり、議論が分かれているという。
現在、エール大学の図書館が所蔵する、ヴォイニッチ手稿の全ページがこれだ。
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