2016年参議院選挙まで時間が迫っています。
選挙を予定されているかたがたの各種活動も活発化してきています。
特に新人候補者は現職候補者より一般的に当選率が低いと言われます。
そのために、新人候補者は各種活動にも力が入っていることと思います。
そこで今回は衆議院議員選挙、 参議院議員選挙における新人候補者の当選率をグラフ化してみました。
過去に執行された選挙結果から、
新人候補者の当選率は実際どの程度なのでしょうか?
それでは、第13回から第23回までの参議院議員選挙から新人候補者の当選率を見ていきます。
データ出所は平成25年7月21日執行 参議院議員通常選挙結果調 総務省自治行政局選挙部*1からです。
新人候補者の当選率が最も高かったのが第20回参議院議員選挙で27%。
新人候補者の当選率が最も低かったのが第16回参議院議員選挙で9.3%となっています。
第22回、第23回参議院議員選挙と新人当選率が上昇傾向にあることがわかります。
続いて、第41回から第46回までの衆議院議員選挙から新人候補者の当選率を見ていきます。
データ出所は平成24年12月16日執行 衆議院議員選挙最高裁判所裁判官国民審査結果調 総務省自治行政局選挙部*2からです。
新人候補者の当選率が最も高かったのが第46回衆議院議員総選挙で38.3%。
新人候補者の当選率が最も低かったのが第43回衆議院議員総選挙で20.8%です。
新人候補者の当選率が最低を記録した第43回衆議院議員選挙以降、
新人候補者の当選率が上昇してきていることがわかります。
第46回衆議院議員選挙においては、
新人候補者の当選率は4割弱にまで伸びています。
国政選挙、地方選挙を問わず、
新人候補者の当選率は、
現職候補者より低い傾向にあるということは、
選挙に関連する話題として見聞きする内容です。
しかし、具体的に新人候補者の当選率は何%程度で、
どのように当選率が推移してきているかについても、
数字でキッチリと把握できていますでしょうか?
数値できっちりと把握しておくと、 各種対策も立てやすくなると思います。
そのために、
過去の選挙結果について、
この時期に、
もう一度、じっくりと見返ししてみてはいかがでしょうか?