ホームケアで乾燥から肌を守る! - Vol.3 スペシャルケアで守る!

品川スキンクリニック新宿院院長の黒田先生と、女性誌で活躍する美容ライター5人のスペシャルケアには、今すぐ取り入れたい納得のケアがいっぱい。
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Vol.3 スペシャルケアで守る!

品川スキンクリニック新宿院院長の黒田先生と、女性誌で活躍する美容ライター5人のスペシャルケアには、今すぐ取り入れたい納得のケアがいっぱい。

■黒田先生は自宅用マシンと炭酸パックで乾燥ケア

A:ダイヤモンドチップを肌に滑らせ、古い角質を取り除く。ドクターズ・ダイヤモンド®本体キット¥29,800/アットワーキング

B:フェイスパッドに導入液を染み込ませ、スイッチオン。15秒で全顔のイオン導入が行える。デコルテ専用パッドや導入液もセットになっている。イオン導入器ブロードイオン¥29,800/ソフィア

ピーリング&イオン導入のWマシン使い

前回は黒田先生のデイリーケアを愛用の化粧品と共にご紹介しましたが、先生は週1回スペシャルケアも習慣にしているそう。「いつものスキンケアのほかに、特に曜日は決めていませんが、週1回を目安にマシンを使って、ピーリングとイオン導入をしています。まず保湿ケアの前にピーリングをし、古い角質を除去。保湿成分が入りやすい肌に整えます。そのあと、イオン導入器でアミノ酸やプラセンタが配合されたローションを導入。それぞれ、お手入れの後は明らかに肌のハリが違いますし、お化粧ノリもかなりよくなります」(黒田先生)。

                  

               

二酸化炭素を発生させるだけでなく、抗酸化、美白、抗炎症、保湿など多くの美容成分を配合。ナノアクア

ジェルパックS¥26,250(10回分)/フェヴリナ

時間がないときは炭酸パックで肌の代謝をアップ!

忙しくてピーリングやイオン導入ができないときは、塗って放置しておくだけの炭酸パックを使うという黒田先生。「二酸化炭素を発生させるジェルを顔に乗せ、専用シートで覆うこと約30分。肌を一時的な酸素不足にすると、肌細胞は血液から酸素を取り込もうとします。こうすることで肌の血行が促進され、新陳代謝も上がるんです。顔が明るくなり、むくみが取れたことがすぐわかりますよ」(黒田先生)。

美容ライター5人の溺愛保湿ケア

■化粧水をた~っぷり重ねづけのシンプルケア

「お風呂上がり、すぐ、体から蒸気が上がっているうちに(これ、重要です!)化粧水を最低3回はパシャパシャとつけます。とても簡単な方法ですが、肌の内側からしっとりと&ふっくら、毛穴が目立たなくなるんです!

メイク後も1日中みずみずしくツヤのある肌を実感します。使う化粧水は、重ねづけに適した、さっぱりした使用感のものがおすすめ。私はジュリークのラベンダー化粧水を使用しています」

■化粧水前のブースター(導入美容液)&洗顔直後の美容オイル

「化粧水の前にブースター(導入美容液)を使うと、そのあとのスキンケアの浸透具合が格段によくなります。きちんと通り道の土台を整えることで、いつもの化粧水がしっかり浸透、モッチモチのお肌になります。そして、もっと乾燥を感じると投入するのが、洗顔後のオイル美容。洗顔してからすぐにオイルを塗り、マッサージをします。マッサージをすることで血行が促進され、しっとり感が倍増。吹き出物などのトラブル解消にも役立つので、トラブルケアとしても実践しています」

■スチーマーでマッサージ&オイルで潤いを閉じ込める!

「急激に湿度が下がるこの時期は肌のバリア機能が低下して潤い不足になりがち。冬の定番ですが、まずはパナソニックのナノスチーマーを使いながらオイルで念入りにリンパマッサージ。それでも乾燥が気になるときは、ブースター→化粧水→美容液→クリームと通常のお手入れをしてから、またオイルをつけ、肌をラッピングします。オイルはその日の気分によってお気に入りの数種類の中から選んでいます」

■お風呂でシートマスク→即オイルマッサージの高浸透ケア

「お風呂は最高のお手入れ空間。湯船にアルミパウチのままシートマスクを入れて温めておきます。そして湯船につかりながら10~15分シートマスクを乗せてリラックス。特に乾燥が気になる日はマスクの上に化粧水や美容液を重ねます。入浴後はすぐにオイルを塗り、マッサージ。これには潤いを逃さないようにすることと、血行を促進すること、2つの効果が。乾燥してくすんでいた肌が明るくなり、『肌、白くなったね?』といわれることもしばしばです」

■バームの厚塗り&マスクのW使いで寝ながら保湿

「冷気や乾燥で強張りがちな冬の肌は、潤いを与えるだけでなく、こっくり油分で覆って潤いを逃がさないようにしないといけません。私が考えたのは睡眠中の"ながらケア"。基本のお手入れを済ませておき、就寝直前に目や口の周りなどカサつきやすい部分にバームをなじませます。それから口もとに"ぬれマスク"を、目もとには"蒸気でホットアイマスク"をつけて寝るんです。見た目は怖いですが(笑)、起きた時に栄養の潤いが行き渡り、肌の柔らかさを実感します」

黒田愛美 先生

品川スキンクリニック新宿院院長獨協医科大学医学部卒業。「一人でも多くの女性に、前向きな自信と輝きを持ってもらいたい」という思いで日々患者さんと向き合う人気美容皮膚科&外科ドクター。黒田先生に診てほしいという指名患者も多く超多忙な毎日を送っているが、つるつる美肌の持ち主。

モデル/高橋絵美 カメラマン/藤牧晋

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