チリ南部のビジャリカ山が3月3日未明に噴火し、溶岩を夜空に噴き上げた。噴煙は上空3000mまで達した。BBCによると、周辺住民ら3000人以上が避難を余儀なくされたという。
首都サンティアゴの南方約750kmに位置する標高約2800mのビジャリカ山は、南アメリカで最も活発な火山の一つで、大規模な噴火は15年ぶり。チリ政府が直ちに厳戒態勢を敷き、火口から半径10キロ圏内を立ち入り禁止とした。
バチェレ大統領は警察や軍幹部と緊急の会議を開催。被災地域を訪問する考えを示したという。
(ARIEL MARINKOVIC/AFP/Getty Images)
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(AP Photo/ Aton Chile)
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