米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ
今回のリポートは、ベライゾンの株主が昨年12月に、同社が政府に見せた情報を開示するよう圧力をかけて以降、政府要請に関する2度目の概要発表となる。
ベライゾンによると、政府による召喚令状は計7万2342通。このうち半数は特定の電話番号またはIPアドレスについての契約者情報を求める内容で、その他は顧客がかけた電話番号など、通信内容の請求だった。
同社はまた、3万7000件を超える裁判所命令を受けた。この中には通信内容の傍受命令が714件含まれるほか、政府が電話番号の発着信情報にリアルタイムにアクセスできるペン・レジスター命令とトラップ・アンド・トレース命令が3000件余り含まれる。[ワシントン 8日 ロイター]