アメリカ・ユタ州の弁護士たちは、3月5日に州の弁護士会から送られてきたメールを見て目をむいた。そこには、女性の胸をうつした写真が含まれていたからだ。
「驚愕しました」と、同会の事務局長ジョン・ボールドウィンさんはFOXニュースに語った。「一体なぜこんな事態が発生したのか、現在調査中です。原因を突き止めて、二度とこのようなことが起きないよう防止策を講じます」
ユタ州の弁護士会はこの件について、ツイートで次のようにお詫びした。
「ユタ州弁護士会からの不適切なEメールを受け取った方々に、お詫びを申し上げます。我々は問題が発生したことを把握しており、原因を調査しています」
問題のメールは、件名に「2018年春の弁護士大会。予約は必要なし!参加方法を知ろう!」と書かれ、3月8〜10日に開かれるイベントの紹介写真を掲載していた。
問題の画像(修正済)は大きな話題を呼び、Twitterでも拡散されている。
「ユタ州の全ての弁護士に、弁護士会からトップレス女性のメールが送られてきた」
アメリカ法律家協会も、この件についてツイートしている。
「ユタ州の弁護士会が、間違ってトップレス女性の画像を州の全ての弁護士に送ってしまった。悪夢を見ているような気持ちの人がいるのではないだろうか」
「ユタ州を良くする会」で弁護士を務めるチェイス・トーマスさんは、メールを受け取ったとき、ユタ州議会の議事堂にいたという。メールを開いたときの状況を、トーマスさんはユタ州の新聞ディザレット・ニュースにこう説明した。
「定期的に送られてくるいつものメールだろうと思い、ざっと内容を確認したあとに消去しようと思っていました。だけど画面をスクロールして、内容を確認したところ、慌てて削除しなければいけませんでした」
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。