PRESENTED BY USEN-NEXT HOLDINGS

「夢か仕事か」の分岐点に、第三の選択を。USEN-NEXT GROUPの新制度で描く、新たなキャリアとは

一人ひとりのキャリア形成に寄り添い、成長を後押ししながら、現場で力を発揮してもらう。あらゆる立場の人の「やりたい」を叶えてきた USEN-NEXT GROUPならではの、社員のキャリアへの向き合い方とは。新たな仕組みを活用し、夢を追いかける 2人の社員に、話を聞いた。
Open Image Modal
SOTA OHARA

 「夢を追い続けるか、それとも安定を求めるか?」進路に悩む場面で、多くの人が直面するこの問題。そこに、第三の選択肢が与えられたとしたら…。

USEN-NEXT GROUPでは 2021年に Special Activity Worker制度を導入。夢を持っている社員の多様な活躍を後押しする取り組みだ。入社した社員は、仕事と夢、両方のモチベーションを維持しながら働くことができるのだろうか。

「オリンピックでメダルを獲りたい」 夢の実現のため、探した環境

Open Image Modal
古野慧(ふるのさとし)さん:慶應義塾大学 法学部 卒業。株式会社USEN-NEXT HOLDINGS 法務部。2022年北京オリンピックスキークロス日本代表
SOTA OHARA

古野さん:小学校一年生から夏は自転車BMX、冬はアルペンスキーをやっていました。小学校 4年のとき、その両方の要素が詰まったスキークロスに出会い、魅力を感じましたが、スキークロスをやる環境が無く、高校生でやっと本格的に始めることができました。

BMXでは 2011年世界選手権で 7位入賞、アルペンスキーでは 2017年にインターハイに出場し SL(回転競技)で 9位、GS(ジャイアントスラローム)で 10位と実績を残すことができましたが、高校時代、16歳で念願のスキークロスを本格的に始め海外のレースにも参加するように。

大学でもスキークロス中心の生活を送っていました。「オリンピックでメダルを獲りたい」という思いは、自分の中の一番高いところにあります。

それは元々「勝ちたい」気持ちからきていますが、活動を通じて「スキークロスの魅力をもっと知ってもらいたい。そのためにはメダルを獲るのが近道だ」と変化してきたんです。そして、「その夢の実現のためにはどんな進路に進めばいいのか」を考えるようになりました。

そんな時見つけたのが、私の出身地である新潟県長岡市と USEN-NEXT HOLDINGS が協定を締結し、賛同企業と共に取り組んでいる「NAGAOKA WORKER」です。

長岡で暮らしながら首都圏の企業(本社採用・同待遇)に完全リモートワークで勤める新しい働き方で、「時間と場所を選ばない働き方」は、まさに自分が探していたもの。「本当にそんなことが可能なのだろうか?」とワクワクした気持ちで説明会に参加したことを覚えています。

人事担当役員との対話から、新たな制度が誕生した

Open Image Modal
スイス遠征にてトレーニング中の古野さん
USEN-NEXT HOLDINGS提供

古野さん: NAGAOKA WORKERを通じて USEN-NEXT GROUPと出会いました。

競技を続けるためには、費用だけでなく時間も必要です。ウィンタースポーツの選手は半年近く海外で過ごすこともあり、毎日の出社は難しい。競技のサポートを受けるだけで全く業務に携わらないことにも、セカンドキャリアの面で不安がありました。

そんな不安もありながら、「競技者としてより上を目指したい」「働いて成長したい」といった考えを USEN-NEXT GROUPの役員に伝えたところ、それまでいろいろな可能性を探ってきた中で、もっとも自分の思いを理解してくれると感じ、入社を決意しました。

その後、仕事と競技生活の両立について、人事担当役員に相談する中で生まれたのが USEN-NEXT GROUPの「Special Activity Worker制度」です。これはアスリートに限った制度ではなく、文化的な活動やボランティアなども含めた社会活動に精力的に取り組む社員を支援する仕組み。

私のような一人の社員との対話から、スピード感を持って新しい制度が誕生したことに、「こんなに柔軟な会社があるのか」ととても驚きました。

第1号として Special Activity Worker制度を活用していますが、競技と仕事を両立しながら働ける環境には安心感があり、日々本当に感謝しています。

遠征先のオーストラリアでも、テレワーク勤務を実現

Open Image Modal
Special Activity Worker制度を活用し、古野さんはスキークロス競技者とUSEN-NEXT GROUP社員としてのキャリアを両立させている
SOTA OHARA

古野さん: 2022年の 4月から法務部配属となり、グループ全体の取引契約のリーガルチェックを担当しています。まだまだわからないことが多いですが、先輩方に教えてもらったり資格の勉強をしたりしながら、業務の面白さも感じてきたところです。

もちろん出社する日もありますが、勤務は主にテレワーク。例えば普段の日は昼間トレーニングをして、夕方以降に業務を行うといった生活です。夏には遠征でオーストラリアに行きましたが、現地でもオフの日を活用したり隙間時間を見つけたりして、トレーニングベースで業務を続けることができました。

競技者でもコーチなど色々な活動をしている人はいますが、畑違いの仕事をしている人はあまりいません。でも、Special Activity Worker制度では業務スケジュールを自分で組める自由さがあるので、競技以外の活動をするストレスは感じていません。自分で課題を見つけてトレーニングメニューを決めることはこれまでの競技人生でもずっとしてきたので、その経験も生かされているのかもしれません。

競技以外の業務に携わったり仕事で人と関わることで良い刺激を受けられますし、今後の自分の人生を考える上でも大切な機会だと考えています。

夢も仕事も。共に高いレベルを目指せる環境は、成長につながる

Open Image Modal
明田川響子(あけたがわきょうこ)さん:桐朋学園大学 音楽学部 卒業。株式会社USEN 企画開発本部。プロヴァイオリニストである明田川さんもSpecial Activity Worker制度を活用。USEN-NEXT GROUP社員としての業務に加え、リサイタルやコンサートに向けた練習にも取り組む日々。
(左) SOTA OHARA (右) USEN-NEXT HOLDINGS提供

2021年に誕生した USEN-NEXT GROUPの Special Activity Worker制度は、アスリート以外にも活用されている。そのうちの一人が、プロヴァイオリニストの明田川響子さん。3歳でヴァイオリンをはじめ、高校、大学では音楽について学んできた。「音楽家になりたい」希望を持っていたが、卒業後の進路はなかなか見えていなかった。

大学卒業後の夏、ドイツ留学から帰ってきたタイミングで Special Activity Worker制度ができたことを聞き、入社を決意。現在は制度を活用し、テレワーク中心で企画職に従事している。

平日は朝起きてヴァイオリンの練習をして朝食、9時半頃に自宅で業務開始、6時半から 7時に退勤してまた練習といった感じで過ごしている。この夏には休暇を取得して有名アーティストの全国ツアーに参加したそうだ。

Special Activity Workerとして描く、新たなキャリアプラン

最後に、二人のこれからの目標と、Special Activity Worker制度への思いを聞いた。

古野さん:北京オリンピックに出場して、幼いころからの夢を一つ達成した嬉しさがありましたが、思うように結果が出なかったという悔しさもあります。2026年のオリンピックでのメダル獲得が、今は一番の目標です。そしてもう一つ、感動してもらえる競技者となり、ウィンタースポーツ業界を盛り上げたいという目標があります。そのためにも、社会人として様々な知識や経験を積むのは大切な経験です。

Special Activity Worker制度は、社外活動も働き方もあきらめることなく、両方高いレベルを目指せる制度だと思っています。

明田川さん:ゆくゆくは、音楽家として独立することを考えています。しかし現在は、音楽家・会社員両方のスキルアップを図ることで、シナジー効果が生まれ、とても意味のある時間を過ごせていると思います。

USEN-NEXT GROUPはその人らしい働き方を尊重し、社員同士のコミュニケーションもとりやすい。やりたいことを応援していただきながら、仕事との両立が叶う、とても働きやすい環境だと感じます。

***

夢を持ち、社外活動と仕事を両立することが、一人ひとりの成長を促し、企業の魅力にもなっている様子が感じられた。

それを可能にしているのが、社員の「やりたい」をかなえるために多様な働き方を支援する USEN-NEXT GROUPならではの社風であり、Special Activity Worker制度ではないだろうか。 

同社が行う革新的なリクルーティングプログラムに興味を持った人は、USEN-NEXT GROUPの採用ホームページ「GATE」をチェックしてみてほしい。

(写真:小原聡太、取材・文:樋口かおる、編集:磯本美穂・鈴木雄也/ハフポスト日本版)