【アメリカ大統領選挙】2016年の各地域の結果は、こうだった。

「総取り方式」の49州・特別区ではトランプ氏が29勝、クリントン氏は20勝だった
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連邦選挙委員会の資料「Federal Elections 2016」より。赤がトランプ氏が勝利した地域、青がクリントン氏が勝利した地域、紫はトランプ氏・クリントン氏双方が選挙人を獲得した地域
fec.gov

トランプ氏が勝利した2016年11月のアメリカ大統領選の選挙結果を振り返ってみよう。このときは共和党のドナルド・トランプ氏と、民主党のヒラリー・クリントン氏が激突した。 

連邦選挙委員会の資料によると、選挙区で最多得票者が割り当てられたすべての選挙人を獲得する「総取り方式」の49州・特別区では、トランプ氏が29勝、クリントン氏は20勝だった。また、総取りではなく州と下院選挙区に選挙人を割り当てている2州では、メイン州(選挙人4人)はクリントン氏に3人、トランプ氏に1人。ネブラスカ州では選挙人5人全員をトランプ氏が獲得した。開票の時点では、獲得選挙人はトランプ氏が306人、クリントン氏が232人だった。

12月19日の選挙人投票では、テキサス州、ハワイ州、ワシントン州で計7人の選挙人が誓約と違う候補者に投票したが、大きな影響はなかった。最終的にトランプ氏に投票した選挙人は計304人。クリントン氏に投票した選挙人は計227人となり、トランプ氏が勝利した。

■トランプ氏が勝利した地域(2016年)

アラバマ州(9人)

アラスカ州(3人)

アリゾナ州(11人)

アーカンソー州(6人)

フロリダ州(29人)

ジョージア州(16人)

アイダホ州(4人)

インディアナ州(11人)

アイオワ州(6人)

カンザス州(6人)

ケンタッキー州(8人)

ルイジアナ州(8人)

ミシガン州(16人)

ミシシッピ州(6人)

ミズーリ州(10人)

モンタナ州(3人)

ネブラスカ州(5人)

ノースカロライナ州(15人)

ノースダコタ州(3人)

オハイオ州(18人)

オクラホマ州(7人)

ペンシルベニア州(20人)

サウスカロライナ州(9人)

サウスダコタ州(3人)

テネシー州(11人)

テキサス州(38人だったが、2人が誓約違反。1人がロン・ポール氏、1人がジョン・ケーシック氏に投票)

ユタ州(6人)

ウェストバージニア州(5人)

ウィスコンシン州(10人)

ワイオミング州(3人)

 

■クリントン氏が勝利した地域(2016年)

 カリフォルニア州(55人)

コロラド州(9人)

コネチカット州(7人)

デラウェア州(3人)

ワシントンD.C(3人)

ハワイ州(4人だったが、1人は誓約違反でサンダース氏に投票)

イリノイ州(20人)

メリーランド州(10人)

マサチューセッツ州(11人)

ミネソタ州(10人)

ネバダ州(6人)

ニューハンプシャー州(4人)

ニュージャージー州(14人)

ニューメキシコ州(5人)

ニューヨーク州(29人)

オレゴン州(7人)

ロードアイランド州(4人)

バーモント州(3人)

バージニア州(13人)

ワシントン州(12人だったが4人が誓約違反。コリン・パウエル氏に3人、フェイス・スポッテド・イーグル氏に1人が投票)

 

■トランプ、クリントン両氏が選挙人を獲得した地域(2016年)

メイン州(4人中3人がクリントン氏、1人はトランプ氏)

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Maya Nakata / Huffpost Japan

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