アメリカ・オクラホマ州ダンカンで現地時間11月18日、銃発砲事件が発生し、3人が死亡した。17日の夜には、カリフォルニア州で銃乱射事件が発生し、銃規制を求める声が更に高まっている。
18日、アメリカ・オクラホマ州ダンカンにあるスーパーマーケット「ウォルマート」の駐車場で銃発砲事件が起きた。ダンカン警察署はFacebookページに、「3人が死亡した。女性1人、男性1人が車内で死亡。男性1人が車外で死亡していた」と投稿した。
警察は現地メディアに、死亡したうちの1人が発砲した容疑者であると話した。
ウォルマートの広報は、事件はパーキング場で起こりストアの従業員は関係していない、と話した。
事件の報告を受け、現地の学校区は一時封鎖されたが、その後の警報解除により、封鎖も解除された。
アメリカではその前日の17日の夜にも、カリフォルニア州のフレズノで銃乱射事件が発生し、当局によると少なくとも10人が撃たれ、4人が死亡した。
家の裏庭に集まり、アメリカンフットボールの試合を見ていた最中に、2人の容疑者が施錠されていなかった横門から侵入し、人々に向かって乱射を始めた、と警察は18日の記者会見で説明した。
容疑者らについては明らかにされておらず、特徴などについても発表されていない。容疑者らは事件後現場から逃走したという。
警察によると、家で3人の死亡が確認され、もう1人は病院で亡くなった。CNNによると、他に6人が病院へ運ばれ、うち2人は現地18日の時点ではまだ入院中だという。
被害者の10人は全てアジア人男性で、年齢は23歳〜40歳。乱射事件の発生時、家には約30人が集まっていたという。動機は明らかになっていないが、当局は無差別乱射事件ではないとみている。
被害者らがギャングと関連があったと示唆するものはないが、アジアン・ギャング捜査隊が設置され、警察と協力しているという。
14日には同じくカリフォルニア州のサンタ・クラリータのサウガス高校でも銃乱射事件があり、2人死亡、3人負傷したばかり。
後を絶たないアメリカの銃乱射事件に、銃規制を求める声は更に高まっている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。