5月3日、浦和レッズと韓国の浦項スティーラーズとの試合後、両チームの選手がもみ合いになり、乱闘寸前となった。サンスポなどが報じた。
サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグの最終戦で、両者の試合は埼玉スタジアム(さいたま市)で開かれていた。浦和と浦項は1―1で引き分けた。
試合が終了した直後、浦項の選手がテーピングをピッチ中央に投げ捨てた。浦和のFW興梠に促され、何人かの選手が拾い集めたが、これを奪い取った主将DFキム・グアンソクが再びピッチにまき散らした。浦和のGK西川がテーピングを拾い集めて、キムに渡そうとしたが、これをきっかけに両軍は乱闘寸前のもみ合いになった。
日刊スポーツに対して西川は「スタジアムには子どもも見に来ているし、自分にも子どもがいる。許されてはいけない。勝てなくて悔しかったのは分かるけど、ちゃんと持ち帰れと言いたかった」と話しているという。