ウクライナ東部で続いている砲撃の様子を、車のドライブレコーダーがとらえた映像がネットに投稿され話題となっている。砲撃音が聞こえる街中を走っていたら、目の前で砲弾が炸裂したのだ。
イギリス・ガーディアン紙によると、この動画はウクライナ政府軍が拠点とする港湾都市・マリウポリで、住民によって撮影されたものだという。動画には1月24日という日付が写っているが、マリウポリではこの日、親ロシア派武装組織による砲撃があり、市民ら少なくとも30人が死亡、100人近い負傷者が出た。
ウクライナ東部では、一時は小康状態となっていた政府軍と親ロシア派の戦闘が激しさを増しており、住民の犠牲者が増えている。親ロシア派の指導者・ザハルチェンコ氏は「マリウポリへの攻撃が始まった。これはすべての死んだ同胞たちにとって考え得る最高の記念碑となるだろう。われわれは彼ら全員の仇を討つのだ」と述べ、政府軍が展開する他の町も包囲する作戦を進めることを明らかにした。
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