ウクライナの内務省顧問、アントン・ゲラシチェンコ氏は7月19日、マレーシア航空機が墜落したウクライナ東部の現場で、火事場泥棒が発生していると自身のFacebookに投稿した。
ゲラシチェンコ氏は略奪者を「デスハンター」と呼び、乗客の現金や、宝石、クレジットカードが盗んでいるとしている。
さらにゲラシチェンコ氏は、「現金はウクライナで使われるか、ロシアに流れることになる」と指摘。犠牲者の遺族に対し、クレジットカードを凍結するよう呼びかけた。
墜落現場周辺は親ロシア派の武装集団が掌握しており、18日に現場を視察に訪れたヨーロッパ安保協力機構(OSCE)の監視団も、親ロシア派武装集団らによって活動を阻害されている。
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